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November 06, 2011

秘密基地のオーディオ バージョンUP 計画

 秘密基地のオーディオも少し落ち着いてきたのですが、メインのオーディオと比較してあまりにニアフィールドのため、スケールが小さく箱庭的な音になっています。しかし、手持ちのモノを使ってもう少し音が良くなる方法を考えて試してみました。


 
 今回試した方法は、中音を充実させることでもっと情報量の多いしかしそれでいて音の分離やハーモニーが良く出るような狙いで考えてみました。分離が良くハーモニーが良いというのは一見トレードオフの関係なのですが、分離の良い音が重なるとハーモニーが良く出ると言う意味です。

 
 今までの経験では、1kHz から 8kHz 位までの倍音領域が良く再生出来ると良い結果に聴こえる気がするので、秘密基地の部屋の構造を利用して中域を充実させるために手持ちのコレクションのようなストックの中から JBL の 2420(2インチダイヤフラム1インチスロートのコンプレッションドライバー)を低い傾斜した天井に向かってホーンナシで向け、Diatone A-5 は普通に音を出しているところへ中域だけ反射音で被せてみることにしました。

 
 ニアフィールドでホーンスコーカーをディフューザーナシに直接自分の方へ向けるのは指向性の面でやるべきでない方法だと思います。しかし、中音の反響音が部屋を回るのは音響効果としてはアリなのでは、と予想しサブウーハーの上にドライバーを上向きで置いてみました。低く傾斜した天井で音が反射しリスニングポイントに反射音で届くことを期待しています。

 
 追加した上向きのドライバーのレンジは、下を 2.03kHz から 24dB/oct で立ち上げ、上はカットナシで出しっぱなしです。3Way チャンネルデバイダーを 2Way で使っているので、残りのチャンネルでその設定をしました。パワーアンプは Topping TP10 Mark4 です。

 
 今まで Diatone A-5 はスピーカーの軸上をリスニングポイントにしていましたが、中音の音源が増えるので A-5 からの中域の音圧を下げるため今までより少し外側に向けることで軸上をリスニングポントから外し、中高域が下がるようにセッティングしました。

 


中央のサブウーハーの上に重しのように載っているのが JBL 2420 です

 
 
 結果は、驚くことに大変に良く、もともと定位は良いのですがボーカルの実体感のような存在感が増し、発音もとても聴き取り易くなりました。また、サブウーハー上に置いたため「重し(スタビライザー)」としての働きもあるようで低音を中心にシステム全体の音の締まりが良くなりその上に音の立ち上がりが飛躍的に良くなりました。パーカッションなどは目の前に音源があるようなリアル感です。これで、階下のメインのオーディオシステムの音に少し近付いたような気がします。

 
 かなりキワものオーディオになっていますが、タリススコラーズの教会音楽もコーラスのハーモニーが今まで渾然一体となったいたモノと比べ、それぞれのパートが分かる上でその声が重なりハーモニーを醸し出すのでオーディオのグレードが上がったような感じの音となりました。このような音の混ざり方は好き嫌いの出やすい再生音だと思いますが、自分はとても聴き慣れている音で好きな音です。

 
 今回の試みは、大成功でした。

 

 

 

 
■ 近所の花たち

 

 先週から今週にかけて撮影した家の近所に咲いている花たちです。いずれも NEX-3 + Planar 1.4/85 中間リング です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
次回は、未定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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http://illuminum.cocolog-nifty.com/led_light/2007/02/post_f4bf.html

 

 

 

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Comments

パンヤ さん、こんばんは。

JBL で決まりのようですね。JBL ファンの私としては、お仲間が増えるのはとてもうれしいです。

設置できたときはじっくり聴かせてくださいね。

秘密基地のスピーカーも JBL に・・・・ (^^;

Posted by: イルミナム | November 11, 2011 at 21:41

毎度毎度、僕の思いつきの様な愚問に毎回ご丁寧なご返答をしていただき誠のありがとうございます!

とりあえず、スピーカーにつきましては紆余曲折ありましたが、メンテナンス等の事を考えると現行の4307にしようかと思います。

アンプにつきましては教えていただいたDS-H01とA-H01の組み合わせにしようかと思います。

まずは一歩踏み出してみない事には、自分の耳のベースとなる音がないため、何がよくて何が悪いのかさっぱり分からないのでは話になりませんので。(笑)

たぶん今月中にセッティングできればと考えておりますので、その時はまた聞きにいらしてください!
(土曜日のあの時間帯はどうしてもドタバタしてしまいますが・・・。笑)

本当にありがとうございました!

Posted by: パンヤ | November 11, 2011 at 12:10

パンヤ さん、こんばんは。


> 僕が体感したいのはよく言う、ウッドベースなどの弦に指を移動した際に触れた時の小さな音やトランペットを吹く際の奏者の息を吸い込む音など、本来なら聞こえてはいけないような音を聞いてライブ感の様なものを感じたいと思っています。


うぅぅ・・・、これはかなり難題です。でも、確かに私も忘れていた事柄なので、なぜ忘れ去ってしまったか、昔はどうだったか、ということを振り返るきっかけになりました。そんな訳で、昔話を入れて書いてみたいと思います。また、考えている中でいくつかの解がでてきましたので、それも書きたいと思います。

私の経験の範囲では、そのような音は、大昔に軽いコーン素材と強力なマグネットで駆動するバックロードホーンで経験しました。故長岡鉄男氏の最初期のバクロードホーンを自作したときです。フォスター(現 Fostex)の 20cm フルレンジ(1つのユニットで低音から高音までをカバーするもの)で、高域に ヤマハ 0506 というツイーター(高音用ユニットのこと)をスパイスのように効かせたスピーカーを自作アンプで鳴らしたときに、そのような音を感じました。


バックロードホーンとは、ユニットの後ろ側の音は普通は閉じ込めたり共鳴する筒で共鳴音(普通は低音)を出す(バスレフ方式と言います)のですが、背面の音を比較的長いホーンで低音成分を補強して取り出す方法です。古典的な方法で古い JBL には多くみられ、他は Tannoy のオートグラフなどがこの方法です。


この経験と、その後作り同時期に10年位同時に使っていた今メインに使っている JBL のホーンシステムは、それほどそういった音が聴こえなかったことから、今日までそういった音はコーン紙が軽くてマグネットの強力なもので聴こえると思い込んでいました。最近の傾向はそのように軽くレスポンス良く出る音のスピーカーが少ないのでどんなものかとも思っていましたが、どうやら違うようです。


先ず、解の一つは、楽器を扱う「人間からの音」がどの位「録音」に入っているのか、という条件にあります。ONマイク(マイクが楽器に近接している)収録でないとそれらの音は良く聴こえないと思います。このため、「そのような音が良く入っている音源を捜す」ということで、これは解の一つです。・・・これでは身も蓋もない話ですよね・・・ (^^; これはあたりまえという前提でのお話として次に行きます。


ちょっと話が外れますが、クラシックのオーケストラのコンサートを最前列で聴いていると演奏者の靴が床をする音や指揮者の指揮台の上で動く音、演奏していないパートの人の持つ楽器を扱うときに出る音などがいろいろ聴こえ、さらに音の分離と定位(楽器の有る場所が特定できること)も素晴らしく良く、音の広がりも左右に20mも広がって聴こえます。しかし、録音でこれを収録できているモノはおそらくなく、また再生できる2chステレオ装置も存在しないと思います。

しかし、音量を莫大に出せる装置なら、そして雑音にまぎれないS/N比が大きく取れる録音と再生が出来るなら靴のすれる音も聴こえる可能性があります。

(S/N比:信号と雑音の比率です・・・信号の割合が大きい=S/N比が高い(良い)ほど小さな音がきれいに聴こえます)

ということから、音量を大きくしても、その音がうるさくなく自然に聴こえるシステムなら、大きな音で再生することでご希望の音が聞こえます。これが2つ目の解です。・・・これもヒドイ解ですよね (^^;


しかしどうやら、この2つ目の解が正解に近そうです。


家のメインのスピーカーは中域はホーンタイプですが、バックロードホーンのユニットのように軽量系ではないので、そのような音は印象的ではありませんでした。このため、中音のストレートに出てくるホーン系でも隠れた音が聴こえやすい訳ではなさそうです。

一方、バックロードホーンは、有る時期で置き場所がなくなり、そのような音が聴けるにもかかわらずユニットを付けたまま捨ててしまいました。私がそのような音を意識することを忘れてしまった理由は、振動板の大きな JBL のホーンでの実体感があり楽器の音そのもののリアル感に圧倒され、細かいところにリアル感を求めないで済むようになったからではないか、と今になって思います。


結局、普通は聴こえないような音を求めることは分解能の高い歪のない音の立ち上がりの良い再生が出来るオーディオシステムを求めてる、ということになると思います。

(歪とは入力信号と出力信号の違いの意味で、歪がないということは、入力信号が忠実に出力信号として違いなく出ることで、スピーカーでの出力信号とは音そのものです)

このため、正攻法で行くと、スピーカー、アンプ、ソース側の再生装置などをアッパーミドルからハイエンドに向かって突撃し部屋の音響特性や防音の問題でつまづくという沼にハマるというコースを進むことになりそうです。


今どきのスピーカーは、概ね小口径で低音を出すためにコーン素材は重く、アンプの力を出しやすいようにスピーカー内の抵抗を小さめとしているものの能率(入力Wあたりの音の大きさ:能率が低いとW数あたりの音が小さい)は低い傾向だと思いますので、良質でパワーの大きいアンプと組み合わせて普通以上の音量で聴くスタイルになってしまいそうです。大昔と違いアンプのパワーが圧倒的に増えているので、スピーカーもそれに対応した傾向に変化しているようです。そして、これはやはり2つ目の解そのものですね (^^;


余談ですが、70年代は、スピーカーに対して家庭用スピーカーは分解能が低く、それに対しスタジオモニター用スピーカー(プロ用)が分解能が高いので、弦を押さえる指のこすれる音などが聴こえる、モニタースピーカーなので当然だ、プロ用は家庭で使ったら細かい音が聴こえすぎる、といったことが多くの雑誌や本で言われていました。それらのイメージと故瀬川冬樹氏の影響で、聴こえないより聴こえた方が良いと思う多くのマニアの人達に受けて、モニタースピーカーの JBL 4343 がハイエンド品でのベストセラーになりました。しかし、私は JBL のプロ用ユニットを使っていますが、それを JBL の家庭用ユニットに変えても、家庭で普通に聴く音量では駄耳の私しには違いが分かりません。ということは、家庭用もプロ用も本質的な音に違いはほとんどなかったのでは、と思っています。


弦を押さえる指のこすれる音といった話も良く言われていたことですが、昔のオーディオはボリュームを上げると「うるさい」(歪が大きかった)のがあたりまえの時代に、JBL のような歪の少ないオーディオシステムでは、結構な大音量で聴いていいるのに聴いているご本人がその音量がすごく大きくなっていることに気付かず、普段聴こえないほど小さな音が聴こえた、という古き良き時代のお話のように思っています。


以上の話を総合すると、(書いていて自分でも何とか分かってきましたが)一つの選択方法として、お店などでひんしゅく買うことを覚悟で普段は聴かないような大きな音を出してもらい、大きな音が聴くに堪えることを確認するのも一つの方法だと思います。超高級なアンプでしか再現できないとちょっと困りますが、最悪でもアンプなどを整備すればそのスピーカーは使用に耐える、ということが確認できれば、そのスピーカーはアリだと思います。(注:音が大きくなると部屋の音響特性も影響するので、そのときダメだったものが本当にダメだとはいえません)

 

 
> 2ウェイより3ウェイの方が数が多いから音が良い

2Wayと3Wayの違いは、これもちょっと難しいですね。一概に方式で音の良し悪しを区別することが出来ません。

ユニットを増やすことでユニットのそれぞれが受持つ周波数の範囲が狭くなるので個々のユニットでの歪を減らせますが、範囲を分割するためのネットワーク部品が増えるので、部品が増えた分歪を増やします。

同じ原価の場合ユニットが増えるとユニット単価が下がり質が下がりますが、少ないとユニットに予算が回せるので質が上がります。そのほかにももろもろメリットディメリットがあります。

20年ほど前あたりに振動板の素材や加工方法が進歩したので、中音域用のスピーカーが高音を出せるようになり2Way化する傾向になっていると感じています、しかし、本当に良いスコーカーは昔の素材の方で、無理な2Wayより余裕の3Wayと言われることもありますし、それを認めない人もいます。

しかし、普通は、2Wayで良いように思います。・・・と言いながら、秘密基地では2Wayが物足りず。サブウーハーを足したりツーターのようなものあるいはスーパーツイーターを追加してみるなど試行錯誤状態です (^^;;


お忙しそうですので、お店の中で再生中に何かが引っ掛かってコードが抜けたるするとスピーカーが壊れたりすることもあるかもしれませんね。そんなことも含めていろいろと環境上での制約や条件が多い中からうまい最適解が見つかると良いですね。

Posted by: イルミナム | November 10, 2011 at 21:54

毎日毎日お疲れのところコメントに返信していただき感謝感激であります。

> そうでしたか・・・、少しは説明を付けて書いていたつもりですが、ちょっと配慮が不足で難解ですよね (^^;

スイマセン!ただたんに僕が無知なだけですの気になさらないでください!

4306と4305H、新たに選択肢が増えました・・・。(笑)
お疲れのところ誠に申し訳ないのですが今日も質問をお許しください。
今回オーディオ機器を導入にあたり、僕が体感したいのはよく言う、ウッドベースなどの弦に指を移動した際に触れた時の小さな音やトランペットを吹く際の奏者の息を吸い込む音など、本来なら聞こえてはいけないような音を聞いてライブ感の様なものを感じたいと思っています。
こういった音は中高音に属するのでしょうか?
その場合、4306や4305Hなどのホーン型の方が有利なのでしょうか?

また、素人の僕としましては2ウェイより3ウェイの方が数が多いから音が良いと勝手に考えていたのですがそういうわけでもないのでしょうか?

ちなみに高校生の時ホーム商会の前を通って通学していました。「あそこはオーディオ屋だったのか!」とまたまた点と点が線が結ばりました!(笑)

Posted by: パンヤ | November 09, 2011 at 22:33

パンヤ さん、こんばんは。


> 専門用語が多すぎて・・・

そうでしたか・・・、少しは説明を付けて書いていたつもりですが、ちょっと配慮が不足で難解ですよね (^^;

以前、デザイナーさんとLEDライトの構造などの話をしていて、「このライトは定電流回路なので、電池が消耗して電圧が下がってきても明るさがあまり変わらずに良いですよ」と説明していたところ、若いデザイナーさんいわく、美術・文化系の勉強のみで理科系の勉強はしなかったので(授業がなかったらしい)、電圧や電流とは何かが分からないと、言われたことを思い出しました (^^;

なるべく説明付きで書きますが不明なところは遠慮なく質問してくださいね。


話は、スピーカーに戻りまして、私は、箱の自作派ですので、古い JBL のユニット(箱に付いているスピーカーを取り出した状態の単品のこと)は比較的良く知っていますが、スピーカーシステム(箱に入った普通のスピーカーのこと)はあまり詳しくありません。

このため、前置きが長いのに、ぜんぜんお役に立てません m(_ _)m

最近の JBL は、BOXと組立だけが中国なのか、ユニット製造までもそうなったのか、などの情報は持っていません。また、最近のオーディオ類の原産地はあまり気にしていません・・・ (^^;

4313BWX や 4301B は悪くはないと思いますが、私は、現行モデルの 4306 や 4305H のホーン(ラッパ状の外観)ユニット付きシステムについ目が向いてしまいます。

中高音はホーン方式が大好きなので私の嗜好はちょっと偏っています。ホーンタイプは好みが分かれるので万人向きではありませんね。

なお、私は時代の古い JBL になじみがあるので、4313BWX や 4301B のブルーバッフルではなく、同等の民生用の L50 や L40 のブラックのバッフルの方がデザイン的に好きです。L40 はホーム商会さんに委託品があるようなので、機会があれば聴いてみたいと思っているのですが・・・、あまりお安くはないですね。

ttp://www.homeshokai.jp/itaku/i_document/itaku_spaker.html


ホーン型のスピーカーは、中音を大型振動板(ホーンユニットでは音を出す元の振動板をダイヤフラムと呼びます、略してフラムという人もいます)の音の存在感のすごさを経験してしまうと、4306 などの小型ダイヤフラムの音はどうなのだろう?と疑問も出ますが、出る音に少しは存在感があるだろうという盲目的想像でコーンやドームより良いだろうというという程度の感覚です。・・・・コーン(紙や合成繊維のスリバチ状の部分がある)、ドーム(外観が半球形)


ご質問の古いモノは良いかどうかは、モノ次第です(身もフタもない言い方ですね)。何年前のものかということも考慮が必要ですね。

今、秘密基地で使っている JBL 2420 も、多分30年程度前のものですが、これは最近2個ペアを2組買ったものの1組です。いづれのペアも片方が異常で、一つは出力が小さく耳に聴こえるほどビビる、もう一つは耳ではほとんど分からないけど高音に変な共振がある(特性の測定ですぐに分かります)といった状態でした(両方とも異常なしでの出品モノでした)。当初2こいちx2の予定でしたが、自分で分解メンテしてそこそこ回復したので、メンテした1組を使っています。

かつての名品は、素材が良く加工も複雑で今ではコスト的に出来ない(できるが恐ろしく高額になる)ような良質な素材や構造のものが多いので、アマチュアユースでは現在の発展的類似モデルより安価に入手出来て音が良い(最悪でも同じレベル)ところにメリットを感じています。

なお、プロ用モデルを本当にプロの現場で使われていたものはもろもろ問題がありますので、外装が消耗しているようなモデルは避けた方が無難です。

古い JBL をメンテナンスして販売しているケンリックサウンドさんなどメンテを専門に行っているところで整備したモノなら安心だと思います。ここの安価なものは直ぐに売れてしまうようです。また、学芸大のホーム商会さんの L40 も音を聴いてみたいです。

ttp://jbl43.com/

今秘密基地で使っているチャンネルデバイダー(1つのスピーカーユニットに入っている複数のユニットをネットワークなしに直接複数のアンプで動作させるための周波数分割器といったものです)のベリンガー DCX2496 をデジタル改造してもらったのがこのお店です。

Posted by: イルミナム | November 09, 2011 at 21:15

こんばんは。
再度詳しい御説明ありがとうございます!

実は、イルミナムさんのブログは僕の様なオーディオ素人にとって専門用語が多すぎて目は通していたもののイマイチ理解できず、今やっと「上海問屋」と「アンプ」の点と点が線で結ばりました!

DS-H01とA-H01の組み合わせ大変興味深いですね!しかも、DS-H01は12月発売!!
凄く待ち遠しいです!!
この組み合わせ、ちょっと本気で検討してみます。

それと今日一日(休憩中と仕事が終わってから)JBLの歴史について勉強していたのですが、最近の物はどれも中国製なのでしょうか?
それでしたら古いJBLの方がモノはいいのでしょうか?
と言うのも自分でも今日勉強していて、4313BWXか4301Bなんかが良いな~なんて思いまして。(笑)
外見だけですが、どうやら正面がブルーの物が好きなようです。
ちなみにイルミナムさんのお勧めはなんですか?

Posted by: パンヤ | November 08, 2011 at 22:44

パンヤさん、こんばんは。

すぐに売れてしまったと聞くと 4313 はちょっと惜しかったような気がしてしまいますね・・・小市民的思考ですが・・・ (^^;

急ぎでないなら、今のスピーカーで店舗内の特性をもうすこし良く知るなど様子を見てどんな方向が良いのかを設置場所の案も含めて慎重に検討した方が、「もう少し良い出物を待つ」ことも出来るので、良いように思います。

スピーカーは一番進歩が遅く、しかし音のかなり重要な部分を占め、アンプ類は特にローコストなデジタルはかなり進歩が激しいとともに音は十分に良くなっているという現状ですので、予算のウエイトはスピーカーに大目にかけ、アンプは新しいほうを選ぶというのが無難な選択だと思っています。(アッパーミドル以上だとちょっと違うと思いますが、今の段階ではそこまでのことは今は考えないほうが良いと思います)


iPod、iPhone、iPad はデジタルで信号を取り出すと、外付けスピーカーを鳴らす場合は、イヤホン端子からアナログで信号を取り出すことに比べてかなり良い音になります。(へたな普及型CDプレーヤーなどは聴けなくなると思います。・・・ただし、CDのデーター取り込みを非圧縮の WAV 形式で行った場合です)

しかし、iPod、iPhone では USB など汎用性の高いデジタル形式では取り出しが出来ないため、ほとんどの場合 DAC 内蔵のドックを利用してアナログ信号を取り出します。

もし、iPad(iPad 2)であればドック端子に Apple 純正の別売りの USB アダプターを使うと USB で直接デジタル出力が取り出せるので、普及型 USB DAC で安価で質の良いモノが使えます。(ブログに書いている上海問屋さんの 14,000 円前後のヘッドホンアンプが DAC として使えるのではなかなか良いです。なお、iPad でも USB DAC の高級モデルには対応しないのが残念です)

iPod、iPhone 用 DAC 内蔵のドックでは、TEAC の新製品の DS-H01 に注目しています。アナログの取り出しだけでなく、デジタルも取り出せるので単体の DAC と同じになります。(後処理がデジタルの場合、デジタル出力があるのはとても具合が良いのです)。

ttp://www.teac.co.jp/audio/teac/dsh01/
ttp://www.pc-audio-fan.com/news/pc/20111103_12710/

なお、これに同社の A-H01 アンプにデジタル同軸ケーブルでつなげれば簡単にフルデジタルのオーディオシステムが出来てしまいます。多分これは、10年前なら夢のシステムです(100万円を軽く超えるような・・・?)。

ピュアオーディオの人たちはデジタルアンプを嫌う傾向がありますが、高額なアナログのアッパーミドルやハイエンドアンプと比較すれば、音の味や広がりかた音場のできかたなどにかなりの差があると思いますが、マニアでなければ問題はないように思います。また、店舗内での使用がメインだと思いますので、空間の音響はかなりつらいものがあると思います。このため、アッパーミドルクラス以上の高価格な製品で価格に見合った効果が出るかはかなり微妙だと思います。なお、TEAC 品は、まだ音を聴いたことが無いのでちょっと無責任な意見ですが m(_ _)m 、コストパフォーマンスは良さそうです。

これら TEAC 製品は、実はちょっと前にポチりそうになりましたが、発売直後なのですぐもっと安くなるだろうと思いとどまったのですが、そうしているうちに資金枯渇に陥ってしまい前途多難です (^^;

なお、4,980 円のデジタルアンプは入力が1つなので、これは先ずはお店の有線で鳴らしてみるという用途で考えました。

ソースとして iPod が決まっているようでしたら、上記の DS-01 と A-H01 の組合せは、 A-H01 が2系統の入力があるので iPod 系は DS-H01 を通してデジタルで、有線はアナログで直接 A-H01 に入れ、リモコンで操作できそうです(デジタル入力とアナログ入力が排他になっているとこれができませんね、この辺はまだ良く分かっていません)、> そんな訳でシステムとしては大注目です (^^;;

DS-H01 はアナログ出力もあるので、将来真空管プリメインアンプにつなぐこともできますよ。


少々無責任な紹介になってしまいましたが、ご検討の一助になれば幸いです (^^)


Posted by: イルミナム | November 08, 2011 at 21:07

大変ためになる長文の御説明、誠にありがとうございます。

まず、スピーカーの件ですが、昨日電話で確認したところ4313の方は残念ながら僕が見に行った日の午後に売れてしまったそうです・・・。その為必然的に4307になりそうです。
それとも、もう少し良い出物を待つか。(笑)

そしてアンプの件ですがイルミナムさんが仰るとおり、まず最初は4980円のデジタルアンプで始めようかと思います。
と言いますのも真空管アンプにはあこがれはありますが、実際僕の様なオーディオ素人が聞き比べてみてその違いに気がつくかどうか・・・。(笑)
もし、デジタルアンプで初めてみてどうしてもというときはまたその時に考えてみます。

それと、もうひとつお聞きしたいのですが、IPodなどを使用する際DAC?と言うものを使った方が数倍音がよくなると言われたのですが、低価格でおすすめのものってありますか?
デジタルアンプもおすすめの物があったら教えてください。
何から何までイルミナムさん便りで申し訳ありません。

Posted by: パンヤ | November 08, 2011 at 11:20

パンヤさん、こんばんは。

以下、長文になってしまいました (^^;


NS-1000M(センモニ) は、30kg もあるシステムなので、後から考えると高い場所への設置は工事が大変、と気付いたので (^^; 4313/4307 の方が現実的ですよね(こちらの JBL も小さくはありませんが・・・)。

音の方は、4313 も 4307 もよく聴いたことが無いので正直良く分かりません m(_ _)m

ただ、知っている一般論での範囲でいえば、このクラス以上の JBL は古くても新しくても JBL の音がします。JBL の音とは、音源の存在感があるリアル傾向な音で、今流行りの音場がスピーカー周囲に広がるような B&W などの美音系とは違う音です。


その意味では、JBL のスピーカーは、整備されていれば年代物でも新しいモノでも同じような傾向の音がすると思います。


4313 に使われている LE111A(ウーハー = 低音用スピーカー)はコーン紙裏側にダンプ剤が塗ってあるようなので、表に塗ってある 4307 (表面の白いモノがダンプ剤です)と同じような低音特性ではないかと想像しますので、4313 がアルニコ磁石のようですから、ビンテージ JBL が好きな私としては整備済みであるなら 4313 にかなり魅力を感じます。(アルニコが良い音がする訳ではありません、アルニコの頃のスピーカーが好きなだけです)

ただし、JBL のウーハーに使われているウレタンエッジ(コーン紙の周囲の柔らかい部分)は、10年前後で朽ち果てるので、ある程度長期にわたっての使用を前提で考えると、一定の期間でメンテナンス費用が発生します。メーカーでの修理の場合コーン紙ボイスコイルなど主要部品一式での交換になるため1本5万円以上かかると思いますのが、エッジ以外が問題ない場合は、エッジだけ交換してくれる業者さんで1本1万円ちょっとで修理してもらうというような方法もあります。

また、スピーカーシステム内部の電子部品(ネットワークと呼んでいます)は、コンデンサーは劣化が心配で(種類で劣化の起きる年月がかなり変わるようですが)劣化により各スピーカーの受け持つ音の領域が時間の経過とともに少しずつ狂い、いつの間にか大幅に変わってしまっているというようなことが起きます(私のシステムが30年以上前に新品部品で自作したモノですが、今年になってひどく劣化していることに気付きました)。しかし、「OH済」がこの辺りまで確認整備されているなら安心かもしれません。

余談ですが、センモニのネットワークがいっぱいオークションに出ていますね、良いグレードのコンデンサーに交換したモノもあり、この辺の交換需要が結構あるということはそれだけ劣化があるということでもあります。

エッジ交換やコンデンサー関係でのリスクに対して対処出来るなら(スピーカー自体を入れ換えてしまう対処も含めて)4313 は十分に魅力的です(あくまで 4313 のスペックデーターと個人的な感情からの想像ですが、・・・)。

ttp://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4313wx.html を参考としました。

トライオードの TRV-35SE を含めて真空管アンプは使たことがなく、オーディオショップさんで見聴きする程度なので、これもお役に立てません m(_ _)m

ただ、TRV-35SE は、AB級で出力も大きくない(真空管にしては大きい)ようなので、一般論的に考えるとバカ熱くはならないと思いますが注意が必要だと思います。

真空管はヒーターが入っているのでそれがそれなりの熱をだし、加えてAB級でも少々発熱源となりますので、100W 白熱電球2~3個程度?(300W 程度?)、もしそうであれば TRV-35SE は小型の電気ストーブ(800W 程度)にはならないものの、やはりそれなりの発熱はあると想像します・・・あくまで一般論からの想像です (^^;

さらに、真空管の発熱はその構造から赤外線もかなり出るハズ(もしかしたら白熱電球より多い?)なので、W数は小さくても熱が案外遠方へ届くと思われます。その意味では周囲にある食品へは影響が出る可能性が有りそうです。ただ熱量は多くないと思いますので、アンプの周囲を赤外線を吸収するような遮蔽物(木の板など)で囲うような対策で防げるような気がしますが、これも想像です (^^;


JBL スピーカーは真空管アンプとの相性が良いと言われることがありますが、主に 38cm ウーハーなどの大型システムでの低音の出方での話だと思っています。このため、4313/4307 は真空管アンプと相性が良いという気がしませんが、悪いとも言えないので実際には現物合わせで実際に使用する場所に設置して比較しないと違いや相性は分からないと思います。


一方、PMA-1500SE はリモコンも付いているので、この使い易さは他に変えられない良さだと思います。

音は、部屋の特性とスピーカーの設置場所や設置方法に想像以上に影響を受けます。結局、お店内では設置の場所が限られるということも考えると、スピーカーを先ず設置してみて適当なアンプで音を出してみた上で考えないと分からないのでは、と言うのが本音です。

ただ、使用での大部分の時間を占めると思われるBGM用途ではここ数年で設計されたアンプであればどれを使っても案外良い音が出ると想像しています。

初めに4980円や9800円のデジタルアンプを使ってみて、今後何か必要かを見極めてからの方が良さそうに思います。環境と使い方によっては、4980円のアンプと50万円のアンプの違いが良く分からないということも十分にあり得ますので・・・ (^^;


結局何もアドバイスになっていませんが・・・、


PS.
スピーカーの音を特性測定するのであれば、ノートPCとマイクその他小さなものと三脚を持ち込む程度で簡単に出来ますので、その面でのお手伝いは簡単にできます。

Posted by: イルミナム | November 07, 2011 at 22:09

こんばんは!
イルミナムさんのオーディオ記事、僕にはまだ専門的な数値が多すぎて難しいのですが、それだけ勉強になります!

ところで今日秋葉原の中古屋めぐりをしてきたのですが、少し質問させてください。

まず、スピーカーの件ですがJBLの4313と言う古いモデルのOH済と言うものがあり凄く気になっています。
大きさ的にもSN-1000Mより現実的かなと考えを改めました。
そこで、4313と同じくらいの大きさの現行品4307と言うモデルがあるのですが、古いものと新しいものとでは音の違いに差はあるのでしょうか?

また、アンプの件ですがトライオードのTRV-35SEと言うモデルが気になっているのですが、真空管アンプというのは夏場相当暑くなるのでしょうか?
ちょっとしたストーブくらいの熱になるのでしょうか?
食べ物を扱う店で使うので、あまり暑いようだと品物に影響があると困るので・・・。(笑)
無難にDENONのPMA-1500SEあたりが良いのでしょうか?
お忙しい所大変恐縮ですが御教授いただければ幸いです。

Posted by: パンヤ | November 06, 2011 at 21:37

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