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September 04, 2011

夏休みは終わったけど 工作もどき 3

夏休みには間に合わなかったのですが、パッシブアッテネーターを作りました。

 
素材の多くは、すでに夏休み前に入手できていましたが、内部配線材と肝心のアッテネーターがまだでした。実は、当初は金属皮膜抵抗を組み合わせて抵抗値切り替え式(といってもジャンパーピン多数と適当な抵抗値の位置にジャンパーソケットを挿すという大変に手抜きの計画・・・)のアッテネーターを計画していたのですが、やはりボリュームを使った方が良いだろうと思い直し、アルプスさんの RK27 100kΩ を買うことにしました。

 
最初から RK27 で計画していれば、金属皮膜抵抗を買った秋葉原のラジオデパートにあったのですが・・・。このパッシブアッテネーター内部の配線素材に何を使おうか迷ってしまいました。しかし、迷っていは始まらないのでかなりリスキーでしたが 0.8mm 4N 銀線(テフロン皮膜)を使うことにし、RK27、ボリュームつまみ、銀線をネット通販で購入し組み立てることにしました。

 
銀線の使用を躊躇していた理由は、USB ケーブルを銀線で自作したところ自宅のメインのオーディオシステムでは音が悪く完全に失敗だったため、銀線がトラウマになってしまったからです。銀線は買ったものの、結局最後の最後まで迷ってしまいました。

 
先ずは、オール銀線ではなく+の導線を銀線としアース線は銅線にしようと考えました。銅の線としてウエスタンエレクトリックの AWG 16 のスピーカー線を使おうとしたのですが、AWG 16 はさすがに内部配線には太すぎて上手くボリュームのアース端子にハンダ付けできそうもないことが分かりました。結局ここまで来てやっと覚悟を決め全て銀線で行くことにしました。

 
今回の工作もどきの一番の難関は、アルミケースに RCA 端子とボリュームの軸を取り付けるためにあける穴です。いずれも直径 8mm の穴のため、手持ちの電気ドリル用ドリルセットでは 6.5mm までしかありません。またドリルを購入しても 8mm 位大きな穴になると結構大変です(使いきれないと思いドリル代をケチって買わなかっただけですが・・・)。

 
という訳で、テーパーリーマの登場です。多分自分が学生の頃に買った大昔のシャーシパンチとテーパーリーマーのセットがたまたま目に付くところに有ったので、そのリーマーを使って 6.5mm の下穴をあけた後ゴリゴリと仕上げました。アルミは柔らかいので簡単に作業が進みます。

 


アルミケース、ボリューム、テーパーリーマー

 
銀線の+と-をねじり合わせた後、RK27 と端子にハンダ付けです。

 
写真左:ハンダ付け前、写真右:ハンダ付け後

 
今回使用したハンダは、オヤイデさんで購入した SS-47 という銀 4.7% 入りのほとんどの成分が錫のハンダです。オーディオ用の銀入りハンダは作業性が良いのですが、これも銀が多い上に良く溶けて使いやすかったです。

 


ケースはタカチさんの MXA4-7-11S

 
このパッシブアッテネーターは、サブのオーディオシステムでDAC(実際はヘッドホンアンプ)とパワーアンプの間に入れてプリアンプの代わりに使います。

 
大昔、雑誌に長岡鉄男氏(故人)が大きなポテンショメーターを木の箱に入れて使うという製作記事がありました。しかし、今は音の良いと言われるボリュームが姿を消してしまい、今回使用した RK27 はクラスとしては安価な部類ですが、今現在での入手性が良く性能がそこそこ良いというのはこの RK27 位のようです。かつては何万円もした音が良いとされるボリュームがありましたが、今回のような工作用に何個か買っておけば良かったです ・・・(^^;

 
長岡鉄男氏は木のケースでしたが、今読んでいるオーディオコンサルタントの加銅鉄平氏 (ttp://www.netlaputa.ne.jp/~cadeau/)のコラムに、真空管アンプのケースは金属より(非磁性体金属であっても)木(桜がそりが少なく良い)で音が良くなる、と書かれ、またこのことは先例がいろいろ有った(自分の発見ではないことが分かった)、という話が書かれています。長岡氏は、素人向けの工作というだけでなく音が良くなる方法にいろいろ気付いていたのでしょうね。

 
今回の工作はアルミのケースを使いましたが、加銅鉄平氏のコラムを先に読んでいればシナベシヤのケースにしていたと思います。次回作成することがもしあれば、ボリュームはデテント(クリック感のあるもの、今回は何となくスムーズを選びましたが・・・)ケースは木製で行きたいと思っています。

 
今回作成したパッシブアッテネーターは、下の写真のようにパワーアンプに直接つなぎます。用途は、FOSTEX の 8cm フルレンジスピーカーを使ったサブシステム用のアンプ用なのです。

 


使用例

 
パッシブアッテネーターを使った音だしの準備をしながら、「モノはついで、勢いでやってしまえ」ということで以下の実験を行いました。(結果は次回のブログにて)

 
1.ソース: iPad USB 出力
 ・Jazz 系
 ・Jpop 系
 ・クラシック 系
  (全7曲:それぞれ冒頭1分程度)

 
2.DAC: 上海問屋さんのヘッドホンアンプ(DAC120SE)

 
3.USBコード:
 ・ 製品付属品
 ・ オヤイデさんのキット改造銀線2m 比較
  (これは最も良いと思ったアンプ選定後にそのアンプでテスト)

 
4.パワーアンプ: 4機種
 ・Topping TP10 Mark4
 ・Topping TP22
 ・YAMAHA B-5 + パッシブアッテネーター
 ・YAMAHA B-2X + パッシブアッテネーター

 
5.ピン(RCA)コード:
 ・Topping 2機種 ZAOLLA 0.9m
 ・YAMAHA 2機種 Audio Technica PCOCC 0.5m + ZAOLLA 0.9m

 
6.スピーカーコード:
 ・Tooping 2機種は モンスターケーブル(線名失念)
 ・YAMAHA 2機種は Dayton 14AWG OFC
 (YAMAHA 2機種はバナナプラグが使えないため Topping とコード非共通)

 
7.スピーカー:FOSTEX MG850 を 改造 FOSTEX バスレフ BOX に入れたモノ

 
8.スピーカースタンド:ヒノキの丸太(未乾燥)

 
9.リスニングルーム:秘密基地(3畳程度)

 

 

 

 

 

 

 
次回は、「サブのオーディオシステム用パワーアンプ選定 他」 を予定しています。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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