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September 25, 2011

夏休みは終わったけど 工作もどき 4

 今回の話題も夏休みには間に合わなかった工作です。

 
 メインのオーディオで使っているサブウーハーのユニットを交換したため、今まで使っていたウーハーが余り、置き場所にも困るのと放っておくとウレタンのエッジがダメになっているのに気付かないことになるので、それらの対策としてサブのオーディオセット用のサブウーハーBOXを作り組み込むことにしました。そんなBOX作りが今回の話題です。

 
 木工屋さんが混んでいて素材到着まで3週間かかってしまったので、シルバーウイークでの工作となりました。

 
 素材は端面のナナメ切りもできているので組立は簡単でしたが、途中足りない工具を東急ハンズさんへ買出しに行ったりしたので案外時間がかかり8時間位かかってしまいました。

 
 今回のサブウーハーは、普段の保管場所が物置で聴くたびに秘密基地に移動させるため大きく重いモノを作ることは避けたいのでコンパクトなタイプにしてみました。ネット上のキャビネットやネットワークの計算サイトのお世話になりシミュレーションしてみると中途半端な大きさではスピーカーユニットの特性上カットオフ付近で音圧が上がってしまうようで、それが出ずに特性がフラットになる容量が密閉の10リットルという極小タイプで上手く行く可能性があることが分かりました。ということで、とにかく小さいコトを目指して作ることにしました。

 

 
■ 工作

 
 早速作業開始です。

 


到着したカット材です

 
 今回は、シナベニヤ(18mm)を使ってみました。シナベニヤは昔はそれほど高価ではなかったと記憶しているのですが、今は結構良いお値段がします。しかし、素材は上には上がありますが、今回は実験的な工作なので高級な素材はパスです。

 
 いつものように荒くれ作業なので、基本は木工用ボンドと 32mm のクギでの組立です。大昔、長岡鉄男氏は接着剤にコンクリメントが良いと雑誌に書いていたので、今メインで使っているスピーカーシステムのBOXなど大昔に作った多くの自作スピーカーはコンクリメントを使っていました。しかし、今はコンクリメントをあまり見かけないことと木工用ボンドもかなりしっかり固定できるので最近はもっぱら木工用ボンドを使っています。

 
 ハタガネなど固定工具があると位置だしが間違いないのですが、今回はクギ固定です。この方法はクギが垂直でないと板が動いてしまうので工作精度を落とすリスクが高い作業方法なのですが、荒くれ作業ですので、あまり気にせずトントンと組み立ててしまいます。

 

 


周囲のワクとなる部分です。

 
 この4枚の板の組立が一番重要です。ここが上手く出来ればあとは簡単です。一部に僅かなズレが出てしまいましたが、かまわず強行です (^^;

 
 次は、1枚目の裏板をボンドとクギで固定していますが、写真を撮り忘れました (^^; 表と裏の板は、それぞれ2枚貼り合わせてます。合わせて 36mm になるので、強度は十分だと思います。

 
 このままでは、36リットル以上なので、容量を小さくするため仕切り板を接着します。ここで出来た三角の空間は表板を貼るとハメ殺しになります。この空間は小さいのでそのままでも良いかと思ったのですが、やはり気になり新聞紙を丸めて入れています。メインのサブウーハーで常設用の場合は、この中に砂や鉛のツブを入れたりすると良いのでしょうが、今回は容易に移動できることがかなり重要な要素なので、重くなる方法はパスです。という訳で、見た目が空洞にならないだけの対策をしました。しかし、これは音響的には空洞ですね・・・ (^^;

 

 

 
写真 左:仕切り版の接着、右:空間に新聞紙を入れる。

 
 上の写真 右 のBOX内に写っているのは今回使用したターミナルと内部配線コード(カット前素材)です。

 
 次は、1枚目の表板の接着クギ打ちです。写真撮りの後に2枚目表板に打ち付けた鬼目ナットの端面を逃げる座ぐりをしています。

 

 


 
 一枚目の裏板に穴を2個あけ、ターミナルと内部コードをハンダ付けしたモノを取り付けています。コードはベルデンさんの 8470 です。この線は AWG16 とウーハー用コードとしてはあまり太くないので、2組使ってバイワイヤーとしています。

 
 しかし、今回使用するウーハーの JBL 136A は古い時代の民生用なので端子穴が細く、2本のまま束ねると太くて入らないため、1本を芯に2本目を巻き付けてハンダで固定しています。今回 136A の端子をプロ用の太いタイプに交換することも考えたのですが、ちょっと大変そうだったのでパスしてしまいました。将来プロ用端子に交換した時にコード先端をカットして先端処理はやり直す予定です。今の時点ではバイワイヤーの価値はありません (^^; 

 
 この内部配線のバイワイヤーは、メインのシステムで使っているサブウーハー JBL 380 がこの方式です。しかし、今回の線より細いので、バワイヤーでも 136A 端子に固定できていました。バイワイヤーは、そもそも細いスピーカーケーブルしか無かった時代に手っ取り早くコードの抵抗値を下げる効果で有効だったようです。

 

 

 
写真 左:2枚目の裏板を貼りターミナルを取り付けたところ、右:2枚目の表板を貼ったところ。

 
 次は、内部に吸音材を入れます。グラスウールやニードルフエルトが定番ですが、カメラ・レンズのケース用に買った厚手のウレタンが余っていたので、四隅をカットしコード通しの切り込みを入れてセットしました。

 
 このウレタンもエッジ同様劣化することが経験的に分かっていますので、136A のエッジがダメになったときに別の吸音材に交換予定です。

 

 

 表も裏も2枚目の板の貼り付けは全面にボンドを均一に塗って貼り付け、裏は9本、表は4本のクギで固定しています。本来なら小さな下穴をあけて木ネジで固定するところですが、接着剤が硬化すると十分にしっかり張り付くのと手早く終わりたかったので、この程度で十分と判断しました。

 
 今回はキャビテイが小さいので(クラスを考えれば極小)内部には補強棒などはいれていません。サブセットとしてニアフィールド使用なので、音圧はかなり小さい予定なため強度的に問題は無いと思います。しかし、密閉のため内圧上昇でのエア漏れが出るといけないので、補強やシール追加は使って見て様子見としたいと思います。

 


 
 最後にウーハーの 136A を専用固定金具で固定して終了です。この金具を使うとぐっと JBL らしくなり見栄えでの満足感が上がります。

 


 
 とりあえず完成です。38cm ウーハーのBOXとしては驚異的に小さいと思います(カーオーディオ用みたいです)。普通はこのクラスのウーハーの性能を引き出そうとすると200リットルといった大きさが先ず頭に浮かびますが(メイン用のサブウーハーは120リットル弱でちょっと小さ目です)今回は20リットル強の大きさです。この部分に吸音材のウレタンとウーハー本体の容積が引かれるので、目標の10リットルには届かないと思いますがその値に近くに仕上がったのではないか、と想像しています。

 

 
■ 秘密基地での試聴

 

 次回に続きます・・・・ (^^;

 

 

 

 

 

 

 

 
次回は、今回の続きの「秘密基地での試聴」 を予定しています。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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