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September 25, 2011

夏休みは終わったけど 工作もどき 4

 今回の話題も夏休みには間に合わなかった工作です。

 
 メインのオーディオで使っているサブウーハーのユニットを交換したため、今まで使っていたウーハーが余り、置き場所にも困るのと放っておくとウレタンのエッジがダメになっているのに気付かないことになるので、それらの対策としてサブのオーディオセット用のサブウーハーBOXを作り組み込むことにしました。そんなBOX作りが今回の話題です。

 
 木工屋さんが混んでいて素材到着まで3週間かかってしまったので、シルバーウイークでの工作となりました。

 
 素材は端面のナナメ切りもできているので組立は簡単でしたが、途中足りない工具を東急ハンズさんへ買出しに行ったりしたので案外時間がかかり8時間位かかってしまいました。

 
 今回のサブウーハーは、普段の保管場所が物置で聴くたびに秘密基地に移動させるため大きく重いモノを作ることは避けたいのでコンパクトなタイプにしてみました。ネット上のキャビネットやネットワークの計算サイトのお世話になりシミュレーションしてみると中途半端な大きさではスピーカーユニットの特性上カットオフ付近で音圧が上がってしまうようで、それが出ずに特性がフラットになる容量が密閉の10リットルという極小タイプで上手く行く可能性があることが分かりました。ということで、とにかく小さいコトを目指して作ることにしました。

 

 
■ 工作

 
 早速作業開始です。

 


到着したカット材です

 
 今回は、シナベニヤ(18mm)を使ってみました。シナベニヤは昔はそれほど高価ではなかったと記憶しているのですが、今は結構良いお値段がします。しかし、素材は上には上がありますが、今回は実験的な工作なので高級な素材はパスです。

 
 いつものように荒くれ作業なので、基本は木工用ボンドと 32mm のクギでの組立です。大昔、長岡鉄男氏は接着剤にコンクリメントが良いと雑誌に書いていたので、今メインで使っているスピーカーシステムのBOXなど大昔に作った多くの自作スピーカーはコンクリメントを使っていました。しかし、今はコンクリメントをあまり見かけないことと木工用ボンドもかなりしっかり固定できるので最近はもっぱら木工用ボンドを使っています。

 
 ハタガネなど固定工具があると位置だしが間違いないのですが、今回はクギ固定です。この方法はクギが垂直でないと板が動いてしまうので工作精度を落とすリスクが高い作業方法なのですが、荒くれ作業ですので、あまり気にせずトントンと組み立ててしまいます。

 

 


周囲のワクとなる部分です。

 
 この4枚の板の組立が一番重要です。ここが上手く出来ればあとは簡単です。一部に僅かなズレが出てしまいましたが、かまわず強行です (^^;

 
 次は、1枚目の裏板をボンドとクギで固定していますが、写真を撮り忘れました (^^; 表と裏の板は、それぞれ2枚貼り合わせてます。合わせて 36mm になるので、強度は十分だと思います。

 
 このままでは、36リットル以上なので、容量を小さくするため仕切り板を接着します。ここで出来た三角の空間は表板を貼るとハメ殺しになります。この空間は小さいのでそのままでも良いかと思ったのですが、やはり気になり新聞紙を丸めて入れています。メインのサブウーハーで常設用の場合は、この中に砂や鉛のツブを入れたりすると良いのでしょうが、今回は容易に移動できることがかなり重要な要素なので、重くなる方法はパスです。という訳で、見た目が空洞にならないだけの対策をしました。しかし、これは音響的には空洞ですね・・・ (^^;

 

 

 
写真 左:仕切り版の接着、右:空間に新聞紙を入れる。

 
 上の写真 右 のBOX内に写っているのは今回使用したターミナルと内部配線コード(カット前素材)です。

 
 次は、1枚目の表板の接着クギ打ちです。写真撮りの後に2枚目表板に打ち付けた鬼目ナットの端面を逃げる座ぐりをしています。

 

 


 
 一枚目の裏板に穴を2個あけ、ターミナルと内部コードをハンダ付けしたモノを取り付けています。コードはベルデンさんの 8470 です。この線は AWG16 とウーハー用コードとしてはあまり太くないので、2組使ってバイワイヤーとしています。

 
 しかし、今回使用するウーハーの JBL 136A は古い時代の民生用なので端子穴が細く、2本のまま束ねると太くて入らないため、1本を芯に2本目を巻き付けてハンダで固定しています。今回 136A の端子をプロ用の太いタイプに交換することも考えたのですが、ちょっと大変そうだったのでパスしてしまいました。将来プロ用端子に交換した時にコード先端をカットして先端処理はやり直す予定です。今の時点ではバイワイヤーの価値はありません (^^; 

 
 この内部配線のバイワイヤーは、メインのシステムで使っているサブウーハー JBL 380 がこの方式です。しかし、今回の線より細いので、バワイヤーでも 136A 端子に固定できていました。バイワイヤーは、そもそも細いスピーカーケーブルしか無かった時代に手っ取り早くコードの抵抗値を下げる効果で有効だったようです。

 

 

 
写真 左:2枚目の裏板を貼りターミナルを取り付けたところ、右:2枚目の表板を貼ったところ。

 
 次は、内部に吸音材を入れます。グラスウールやニードルフエルトが定番ですが、カメラ・レンズのケース用に買った厚手のウレタンが余っていたので、四隅をカットしコード通しの切り込みを入れてセットしました。

 
 このウレタンもエッジ同様劣化することが経験的に分かっていますので、136A のエッジがダメになったときに別の吸音材に交換予定です。

 

 

 表も裏も2枚目の板の貼り付けは全面にボンドを均一に塗って貼り付け、裏は9本、表は4本のクギで固定しています。本来なら小さな下穴をあけて木ネジで固定するところですが、接着剤が硬化すると十分にしっかり張り付くのと手早く終わりたかったので、この程度で十分と判断しました。

 
 今回はキャビテイが小さいので(クラスを考えれば極小)内部には補強棒などはいれていません。サブセットとしてニアフィールド使用なので、音圧はかなり小さい予定なため強度的に問題は無いと思います。しかし、密閉のため内圧上昇でのエア漏れが出るといけないので、補強やシール追加は使って見て様子見としたいと思います。

 


 
 最後にウーハーの 136A を専用固定金具で固定して終了です。この金具を使うとぐっと JBL らしくなり見栄えでの満足感が上がります。

 


 
 とりあえず完成です。38cm ウーハーのBOXとしては驚異的に小さいと思います(カーオーディオ用みたいです)。普通はこのクラスのウーハーの性能を引き出そうとすると200リットルといった大きさが先ず頭に浮かびますが(メイン用のサブウーハーは120リットル弱でちょっと小さ目です)今回は20リットル強の大きさです。この部分に吸音材のウレタンとウーハー本体の容積が引かれるので、目標の10リットルには届かないと思いますがその値に近くに仕上がったのではないか、と想像しています。

 

 
■ 秘密基地での試聴

 

 次回に続きます・・・・ (^^;

 

 

 

 

 

 

 

 
次回は、今回の続きの「秘密基地での試聴」 を予定しています。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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September 18, 2011

駄耳証明2 電源コード交換

■ 電源コードの交換で・・・

 
今回は、秘密基地にセットしたデジタルパワーアンプを使って、電源コードを交換すると音が変わって聴こえるかのテストをしてみました。

 
今回のチェックは、スピーカーに2010年に整備したダイヤトーン DS-A5 、パワーアンプに PA 用の Classic Pro DCP800 を使ってみました。このアンプは電源コードが交換出来るので、先日購入たもののアンプにセット出来ずにテスト出来ない状態だった電源コードを使ってみました。

 


今回テストに使用した DS-A5

 
PA 用のパワーアンプ Classic Pro DCP800 は、デジタルアンプを使ってみたかったので買ってみましたが、肝心の音はちょっと残念なレベルで、低音が薄くPCの foober 2000 でイコライザーで低音(110Hz以下)を +10dB 程度上げないと上手くありません。しかし、その反動で低音が薄い効果で分解が非常に良く、今まで聴こえなかった音が沢山聴こえるという面白さがあります。

 
なお、このアンプは少し先に自作予定のサブウーハー用に使おうと思ったのですが、低音用には向きません。20時間以上鳴らしてみましたが、初めの1時間で大きく変わりましたが、その後は安定し、その様子からは低音が出てきそうな気配はありません。用途的には完全に失敗でした。

 


手前のコードが交換用の電源コードです。

 
アンプがこのような様子なので、電源コードの交換テストにはちょうど良いのでは、と思いました。なお、今回アンプにつないでいる電源コードは製品付属のコードではなく、PC用の電源コードです(コードの入っている袋を開封しようとしたところ、ほぼ同じ形状のPC用コードがちょうとあったので、袋をあけるのが面倒だったためそのままPC用コードを使用してしまいました。他意はありません。)

 

 
 
結果は、・・・・、


 
全く違いが分かりません。数度交換して比較しましたが、少しも違い感のような感覚もなくどうしようと思うほど違いがありません。

 
少なくとも Classic Pro DCP800 では電源コードでは音の違いは聴き分けられませんでした。今回も駄耳が証明されてしまいました。

 

 

 

 
■ デジタル化率を高めると、音は・・・・

 
以前、購入し音像が狭く音が詰まって聴こえるようでピュアオーディオには使えそうもないと判断した Behringer DCX2496 ULTRA-DRIVE PRO をケンリックサウンドさんで改造して頂き、デジタル出力を付けて頂きました。

 
それが完成し、先日到着したので、音源を PC、USB、同軸デジタル、DCX2496、DAC(今回は2台)、アナログ出力を2台のデジタルアンプ、中低音用スピーカーと高音用スピーカーとつないで鳴らして見ました。

 


かなりデジタル化率の高いマルチアンプシステムです

 
クロスオーバーは、8.5KHz でバターワース 24dB/oct です。中低音を DS-A5、高音を Pioneer PT-R7A (ただし高音は 20kHz まで)と構成しました。なお、ピン(RCA)コードは Zaolla ブランドでデジタル部分はデジタル用コード、アナログ部分はアナログ用コードとしています。また、アンプは、DS-A5 :Classic Pro DCP800、PT-R7A :Topping TP10 Mark4 です。

 
低音の PC でのブーストはそのままですが、音はかなりすっきりした分解の良い音です。音が前へ出てきてその上に分解が特に良く楽器がそれぞれハッキリと分離して聴こえます。打ち込み系の楽曲はかなり面白いです。

 
この構成は、DAC 出力からパワーアンプへの入力がアナログなので結局フルデジタルは実現できていません。しかし、マルチアンプシステムとして考えるとデジタル化率はかなり高くなっています。

 
しかし、この状態で数時間再生していたところ、Classic Pro DCP800 が少し不調になってきてしまいました。音が呼吸をするように強弱が出てきてしまいました。原因は不明で Classic Pro DCP800 が原因かも分かりません。仕方ないので、このアンプをアナログアンプの Yamaha B-5(2005 年にメンティナンス済み)に交換し PC のイコライザーを解除し試聴したところ異常はなくなりました。どうやらこのシステムでは Classic Pro DCP800 は上手くマッチできなかったようです)。

 


中央奥のアンプを B-5 に交換

 
システムのセットアップがかなり大変ですが、音はかなり良いです。しかし、デジタル化率と音は関係が無さそうなことがわかりました。

 

 

 

 
なお、今回のセットアップは、自宅のメインシステムに改造済み DCX2496 ULTRA-DRIVE PRO を導入することでクオリティアップが図れるかのチェックも兼ねているのですが、この改造品は十分に音が良く、メインシステムで使える可能性は十分にありそうなことがわかりました。

 
しかし、なぜかどこかでアナログレコードのスクラッチノイズのようなプチノイズが稀に入ります。これがどこで起きているのかはまだ特定できていません。デジタル化を安価に進めるのは案外大変かもしれません。

 

 

 

 
■ システムをシンプルにすると、・・・・

 
改造済み DCX2496 ULTRA-DRIVE PRO の効果が確認できましたので、次は構成をシンプルにしてどこまで質が落ちるかを確認してみました。

 
先ずは、マルチアンプを止めてアナログアンプにパッシブアッテネータを使ってみました。音源は PC で foober200 (イコライザー OFF)です。

 


B-5 にパッシブアッテネータ入り

 
高域のヌケが少し落ちますが(PT-R7A が無いので当然ですが)、これはこれで良い感じですがちょっとモノ足りません。

 


DAC に B-5 直結

 
PC を使うと PC 側でも音量が調整出来るのでパッシブアッテネータを省いてみました。

 
これが、なかなか良い音です。パッシブアッテネータが少し音を悪くしているようです。iPad でデジタル出力をすると音量のコントロールは DAC 以降で行う必要があるのでパッシブアッテネータは省略できませんが、PC 接続の場合はパッシブアッテネータは入れない方が良いことが分かりました。

 

 
この状態はデジタルマルチアンプでの音とそれほど遜色がありません。秘密基地では音だしが終わったら機材は撤収するシステムになっているので、セットアップが簡単なのはかなり魅力です。結論としては、今回の音だしの範囲ではシンプルなこの状態がもっとも良かったと感じました。

 
ちょっと時間とお金のムダ感が頭を過りますが、・・・・ orz

 

 

 

 

■ おまけ

 
秘密基地のスピーカースタンドはただの丸太なので、いろいろなスピーカーをセット出来ます。

 
2005 年の夏休みの工作 で作ったフォステクスさんの FE88ES-R を使った丸太スピーカーを置いてみました。

 

 
この丸太スピーカーは、当初背面開放型でしたがその後背面に小さな穴を付けたバスレフ式となっています。

 


背面に小さな穴のバスレフにしています

 
これはこれで小さいくせに良い音です。低音を出すためには背面と壁の距離を調整しないといけないのですが、このままでも少しは低音が出ます。

 
スピーカーはこれら以外に 30 年以上前に作った自作 BOX 入りの JBL LE-8T も有るのですが、20 年近く前に当時ボロボロになってしまったウレタンエッジを交換したまま保管してあります。BOX は秘密基地から見えるところに有るのですが恐ろしくて BOX 前に被せてある段ボールの保護材を外す勇気がありません。JBL のウレタンエッジは 10 年程度で自然にダメになるので、ボロボロになっていることは間違いないと思いますし、ダンパーまで傾いている可能性も高いので・・・・・。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は、未定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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September 11, 2011

MG850 に合うパワーアンプ選び

副題:サブのオーディオシステム用パワーアンプ選定

 
メインのオーディオシステムはリビングにセットしているため、家族がTVなどを見ている時は聴くことができません。このため、3畳ほどの秘密基地があり、なにもない場所にオーディオのサブセットがときどき出現するシステムになっています。

 
前回の記事で作製したパッシブアッテネーターは、ビンテージのパワーアンプをプリアンプなしで使えるので秘密基地で出現頻度の高い MG850 と組み合わせるパワーアンプの幅が広がります。

 
そこで、今回はパワーアンプ4台をつなぎ換えて 8cm マグネシウムフルレンジスピーカーと一番マッチするパワーアンプを選んで見ることにしました。

 

 

 
■ 試聴条件

 
1.音源: iPad USB 出力
 ・Jazz 系
   Jazz1 Take Five (BRUBECK QUARTET)
   Jazz2 ST.THOMAS (八城一夫トリオ)
 ・Jpop 系
   Jpop1 レイニーブルー(徳永英明)
   Jpop2 万華鏡(岩崎宏美)
   Pops  Silent Screamerz(BoA)
 ・クラシック 系
   クラシック1 Holst;The Planets 木星(Andre Previn)
   クラシック2 Haydon;皇帝(Alban Berg Quartet)
 (全7曲:それぞれ冒頭1分程度)

 
2.DAC: 上海問屋さんのヘッドホンアンプ(DAC120SE)

 
3.USBコード:
 ・ 製品付属品
 ・ オヤイデさんのキット改造銀線2m
  (今回最も良いと思ったアンプ選定後にそのアンプで比較テスト)

 
4.パワーアンプ: 4機種
 ・Topping TP10 Mark4
 ・Topping TP22
 ・YAMAHA B-5 + パッシブアッテネーター
 ・YAMAHA B-2X + パッシブアッテネーター

 
5.ピン(RCA)コード:
 ・Topping 2機種 ZAOLLA 0.9m
 ・YAMAHA 2機種 Audio Technica PCOCC 0.5m + ZAOLLA 0.9m

 
6.スピーカーコード:
 ・Tooping 2機種は MONITOR DAS HIFI-KABEL BINGO 2X4,00 QMM SILVER (前回記載のモンスターケーブルは間違い)
 ・YAMAHA 2機種は Dayton 14AWG OFC
 (YAMAHA 2機種はバナナプラグが使えないため Topping とコード非共通)

 
7.スピーカー:FOSTEX MG850 を 改造 FOSTEX バスレフ BOX に入れたモノ

 
8.スピーカースタンド:ヒノキの丸太(未乾燥)

 
9.リスニングルーム:秘密基地(3畳程度)

 


今回の試聴機材です

 

 

 
■ 評価方法

 
今回は、Topping TP10 Mark4 を聴き、MG850 の力をどのくらい引き出していそうかを10段階(★ = 2ポイント、☆ = 1ポイント)で絶対評価し、その後、TP10 やその前に聴いたアンプの音からの +/- での相対評価をしています。また、最後に再度 TP10 を聴き印象の狂いが無いことを確認しました。

 
聴いた曲の順は、以下の評価に記載の順です(曲目は上記の音源のリストをご参照ください)。

 

 

 
■ 試聴結果

 
・ Topping TP10 Mark4 10Wx2@8ohm
  Jazz1    ★ ★ ★ ★
  Jpop1    ★ ★ ★ ★
  Jpop2    ★ ★ ★ ★
  クラシック1 ★ ★
  クラシック2 ★ ★ ★ ★
  Jazz2    ★ ★ ★ ☆
  Pops    ★ ★

 
 コメント:クラシック1 はスケール感が全く出ずにパワー不足、Pops の打ち込み系の多彩な音が十分分解出ません

 

 
・ Topping TP22 25Wx2@8ohm
  Jazz1    ★ ★ ★ ★ ☆ 音が軽い ザラザラ感でもキレイ
  Jpop1    ★ ★ ★ 細かい音が聴こえる 付帯音のような違和感
  Jpop2    ★ ★ ★ ★ ☆ 良い
  クラシック1 ★ ★★ TP10Mk4 よりスケールが少し広がった
  クラシック2 ★ ★ ★ ★ ☆ 良い 高音ちょっとキツイ
  Jazz2    ★ ★ ★ ★ ☆ 良い
  Pops    ★ ★ 位相が狂っている感じキツイうるさい

 
 コメント:クラシック1 はスケール感がでてきました、Pops で位相狂いのようなかなり違和感があります

 

 
・ Yamaha B-2X 170Wx2@8ohm :(2007年にメンテナンス済み)
  Jazz1    ★ ★ ★ ★ ★ 音がきれい しっかりしている
  Jpop1    ★ ★ ★ ★ ★ きれい
  Jpop2    ★ ★ ★ ★ ★ きれい
  クラシック1 ★ ★ ★ ★ ☆ 違和感なし 余裕のある音
  クラシック2 ★ ★ ★ ★ ☆ 良い 高音ちょっとキツイ
  Jazz2    ★ ★ ★ ★ ☆ 音に深みがある
  Pops    ★ ★ ★ ☆ 良い 高音キツイ 表現力あり(分解の良い音)

 
 コメント:十分に良いです、低音のスピード感(低音の鳴り始めから十分に強い)もデジタルに勝るとも劣らない十分な力があります。

 

 
・ Yamaha B-5 240Wx2@8ohm :(2006年にメンテナンス済み)
  Jazz1    ★ ★ ★ ★ ★ 音がきれい しっかりしている
  Jpop1    ★ ★ ★ ★ ★ きれい B-2X より良い
  Jpop2    ★ ★ ★ ★ ★ きれい B-2X より良い
  クラシック1 ★ ★ ★ ★ ★ 分解能は B-2X より上
  クラシック2 ★ ★ ★ ★ ★ 良い 高音キツさ減る
  Jazz2    ★ ★ ★ ★ ★ 良い
  Pops    ★ ★ ★ ★ ☆ 良い 高音キツさ減る 打ち込み系の分解を堪能できる

 
 コメント: 低音のスピード感は B-2X やデジタルアンプに少し劣る感じがしますが、低音に力があるのであまり気になりません。

 
ご注意:今回は MG850 とマッチするパワーアンプを選定していますので、アンプの実力比較ではありません。スピーカーとアンプの相性は結構あります。今回の TP22 の BoA さんの曲で位相が狂ったように聴こえましたが、このアンプでも Diatone DS-A5 を鳴らすと位相が狂ったようには聴こえません。完全に相性だと思います。

 


写真 左側 B-2X、右側 B-5

 

 

 
■ 結果

 
今回の結果は、B-5 が最も MG850 とマッチしているという結果となりました。B-5 と B-2X を比較すると B-2X の方が良いという先入観があったのですが、B-2X より良いと感じました。

 
また、デジタルアンプの低音のスピード感はなかなかですが、今回の設定では TP シリーズでは分解能の高い再生はちょっと苦手のようでした。

 

 

 
■ USB ケーブル比較 DAC120SE 付属 vs 自作2m銀線

 
USB オーディオは、パソコンのデーター転送の一種ですが、画像や音楽/映像ファイルの転送のようなエラー補正はなく非同期転送です。このため、エラーが出てその量が多いと昔のアナログレコードのパチパチ音のようなノイズが出ます。

 
USB コードで音が変わることはまだあまり良く理解できませんが、メインのシステムで自作の銀線 USB コードをPCで使うと音がかなりこもってしまい失敗というレベルでした。

 
しかし、サブのシステムで iPad で使う場合はまた違うだろうと思い DAC120SE 付属のコードと比較テストをしてみました。

 


手間の銀色のコード:自作の銀線コードに銀色の被覆を被せたもの

 
結果:少々おどろきの結果でした。銀線は分解能がぐっと上がり音が綺麗になります。メインシステムでPC接続では完全に失敗という位置づけですが、サブシステムではこれしかないというほど良い音です。付属のコードに対し銀線の圧勝でした。今回はメインで使っている FOSTEX さんのコードの比較をしなかったのが失敗でした。

 

 

 
■ おまけ

 
バスドラムの音の充実を図ろうとメインのサブウーハーを JBL の 136A から TAD の 1601b に交換しました。1601b より 1601a の方が音が良いということですが、今回は 1601b です。

 
結果としては、バスドラムの音はあまり改善が見られませんでしたが、JBL のユニットと比較し重低音からの高調波が良く抑えられている感じで低音楽器の定位がかなり改善されました。f0 は 136A より高いのですが、136A なみの重低音があり、低音にスピード感があり、圧力も十分にあり、この交換は大成功でした。

 
TAD のユニットと JBL のユニットは互換性があると思っていましたが、実際は TAD のフランジが少し大きく、BOXの穴は問題ないですが、固定金具のボルト位置がユニットに近すぎて金具が上手く効きません。このため、手元に有ったアルミの円盤をバッフル板の間にかませ、金具の固定ヶ所も少し変えてとりあえず固定はできるようにしました。この見栄えはこの上へネットが付くので見えなくなります。

 


BOXに付いているのが TAD 下に置いてあるのが 136A です。

 
サブシステムは重低音が出ないので、今回余分となった 136A は小型薄型のBOXを作りサブセット用のサブウーハーに使う予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
次回は、未定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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September 04, 2011

夏休みは終わったけど 工作もどき 3

夏休みには間に合わなかったのですが、パッシブアッテネーターを作りました。

 
素材の多くは、すでに夏休み前に入手できていましたが、内部配線材と肝心のアッテネーターがまだでした。実は、当初は金属皮膜抵抗を組み合わせて抵抗値切り替え式(といってもジャンパーピン多数と適当な抵抗値の位置にジャンパーソケットを挿すという大変に手抜きの計画・・・)のアッテネーターを計画していたのですが、やはりボリュームを使った方が良いだろうと思い直し、アルプスさんの RK27 100kΩ を買うことにしました。

 
最初から RK27 で計画していれば、金属皮膜抵抗を買った秋葉原のラジオデパートにあったのですが・・・。このパッシブアッテネーター内部の配線素材に何を使おうか迷ってしまいました。しかし、迷っていは始まらないのでかなりリスキーでしたが 0.8mm 4N 銀線(テフロン皮膜)を使うことにし、RK27、ボリュームつまみ、銀線をネット通販で購入し組み立てることにしました。

 
銀線の使用を躊躇していた理由は、USB ケーブルを銀線で自作したところ自宅のメインのオーディオシステムでは音が悪く完全に失敗だったため、銀線がトラウマになってしまったからです。銀線は買ったものの、結局最後の最後まで迷ってしまいました。

 
先ずは、オール銀線ではなく+の導線を銀線としアース線は銅線にしようと考えました。銅の線としてウエスタンエレクトリックの AWG 16 のスピーカー線を使おうとしたのですが、AWG 16 はさすがに内部配線には太すぎて上手くボリュームのアース端子にハンダ付けできそうもないことが分かりました。結局ここまで来てやっと覚悟を決め全て銀線で行くことにしました。

 
今回の工作もどきの一番の難関は、アルミケースに RCA 端子とボリュームの軸を取り付けるためにあける穴です。いずれも直径 8mm の穴のため、手持ちの電気ドリル用ドリルセットでは 6.5mm までしかありません。またドリルを購入しても 8mm 位大きな穴になると結構大変です(使いきれないと思いドリル代をケチって買わなかっただけですが・・・)。

 
という訳で、テーパーリーマの登場です。多分自分が学生の頃に買った大昔のシャーシパンチとテーパーリーマーのセットがたまたま目に付くところに有ったので、そのリーマーを使って 6.5mm の下穴をあけた後ゴリゴリと仕上げました。アルミは柔らかいので簡単に作業が進みます。

 


アルミケース、ボリューム、テーパーリーマー

 
銀線の+と-をねじり合わせた後、RK27 と端子にハンダ付けです。

 
写真左:ハンダ付け前、写真右:ハンダ付け後

 
今回使用したハンダは、オヤイデさんで購入した SS-47 という銀 4.7% 入りのほとんどの成分が錫のハンダです。オーディオ用の銀入りハンダは作業性が良いのですが、これも銀が多い上に良く溶けて使いやすかったです。

 


ケースはタカチさんの MXA4-7-11S

 
このパッシブアッテネーターは、サブのオーディオシステムでDAC(実際はヘッドホンアンプ)とパワーアンプの間に入れてプリアンプの代わりに使います。

 
大昔、雑誌に長岡鉄男氏(故人)が大きなポテンショメーターを木の箱に入れて使うという製作記事がありました。しかし、今は音の良いと言われるボリュームが姿を消してしまい、今回使用した RK27 はクラスとしては安価な部類ですが、今現在での入手性が良く性能がそこそこ良いというのはこの RK27 位のようです。かつては何万円もした音が良いとされるボリュームがありましたが、今回のような工作用に何個か買っておけば良かったです ・・・(^^;

 
長岡鉄男氏は木のケースでしたが、今読んでいるオーディオコンサルタントの加銅鉄平氏 (ttp://www.netlaputa.ne.jp/~cadeau/)のコラムに、真空管アンプのケースは金属より(非磁性体金属であっても)木(桜がそりが少なく良い)で音が良くなる、と書かれ、またこのことは先例がいろいろ有った(自分の発見ではないことが分かった)、という話が書かれています。長岡氏は、素人向けの工作というだけでなく音が良くなる方法にいろいろ気付いていたのでしょうね。

 
今回の工作はアルミのケースを使いましたが、加銅鉄平氏のコラムを先に読んでいればシナベシヤのケースにしていたと思います。次回作成することがもしあれば、ボリュームはデテント(クリック感のあるもの、今回は何となくスムーズを選びましたが・・・)ケースは木製で行きたいと思っています。

 
今回作成したパッシブアッテネーターは、下の写真のようにパワーアンプに直接つなぎます。用途は、FOSTEX の 8cm フルレンジスピーカーを使ったサブシステム用のアンプ用なのです。

 


使用例

 
パッシブアッテネーターを使った音だしの準備をしながら、「モノはついで、勢いでやってしまえ」ということで以下の実験を行いました。(結果は次回のブログにて)

 
1.ソース: iPad USB 出力
 ・Jazz 系
 ・Jpop 系
 ・クラシック 系
  (全7曲:それぞれ冒頭1分程度)

 
2.DAC: 上海問屋さんのヘッドホンアンプ(DAC120SE)

 
3.USBコード:
 ・ 製品付属品
 ・ オヤイデさんのキット改造銀線2m 比較
  (これは最も良いと思ったアンプ選定後にそのアンプでテスト)

 
4.パワーアンプ: 4機種
 ・Topping TP10 Mark4
 ・Topping TP22
 ・YAMAHA B-5 + パッシブアッテネーター
 ・YAMAHA B-2X + パッシブアッテネーター

 
5.ピン(RCA)コード:
 ・Topping 2機種 ZAOLLA 0.9m
 ・YAMAHA 2機種 Audio Technica PCOCC 0.5m + ZAOLLA 0.9m

 
6.スピーカーコード:
 ・Tooping 2機種は モンスターケーブル(線名失念)
 ・YAMAHA 2機種は Dayton 14AWG OFC
 (YAMAHA 2機種はバナナプラグが使えないため Topping とコード非共通)

 
7.スピーカー:FOSTEX MG850 を 改造 FOSTEX バスレフ BOX に入れたモノ

 
8.スピーカースタンド:ヒノキの丸太(未乾燥)

 
9.リスニングルーム:秘密基地(3畳程度)

 

 

 

 

 

 

 
次回は、「サブのオーディオシステム用パワーアンプ選定 他」 を予定しています。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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