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August 15, 2011

夏休みの 工作 もどき

自宅のオーディオが築30年以上のため、スピーカーシステムに組み込んでいるネットワークもどうも変なので、少しずつ再構築する予定でいます。

 
以前購入して使っていたマイクがどうしても見つからないため、今回は、データーが添付され処理ソフトの校正が出来、これにより測定データーの信頼性が上がることが見込めるので、新しくマイクを購入しました。

 
そして測定した結果、スコーカーに使っている JBL の 2440 がかなりf特が悪くなっていることが分かりました。聴感と会議録音用マイク(一応簡易校正しています)での結果で、25cm ウーハーがハイカットできていないということと、今回のスコーカーの特性が山なりになっていることは分かっていたので、ウーハーとスコーカーを 1k -12dB/oct でクロスさせ、スコーカーは 7k でハイカットすることを第一案として、部品を集めました。

 
スコーカーは30年ほど前に新品で買い、自分でしか使っていないのでかなり安定しているハズなので、先ずは JBL の現在の特性を測定しました。なお、スーパーツイーター 2405 を切っていないので、10kHz 以上で少し音が入っています(以下同様です)が、無視してください。

 


事前確認のためにツイーターを降ろし内部を点検したときの写真です。右側に置いたミニマグライトが小さく見えます。

 


ネットワークを通したf特です。かなりの山なり状態です。(軸上0度)

 
ネットワークを通したf特は 5kHz をピークにした山なりカーブです。30年前はこんなにピーキーな特性はイメージしていませんでした。途中で変わってきたのか、元からそうなのか・・・。スーパーツイターに入れている岡谷さんのVコンの容量抜けは無かったのですが、ここで低音側に直列に入っているコンデンサーの容量抜けも考えらます。

 
さらに 2440 の特性確認のため、800 ~ 20kHz の信号をネットワークなしで 2440 に直接信号を入れてみました。f特図は省略しますが、思ったよりハイが伸びていません。というか、まったく高音が伸びていないことが分かりました。

 
このため、当初 7k でハイカットする予定を急きょ変更し、上は切らずに下だけ 1kHz からのハイパスとすることにしました。

 
製作は、コンデンサーが 15uF コイル 3.0mH です。設計値は 5uF の 2.7mH です。コンデンサーは、容量が多くなるとハイパスのカットオフを下げるので、本当は設計値で製作するべきですが、カットオフがもし下げられるなら少しでも下げたいという希望もあるため、少々無謀に大きい 15uF を付けてみました。コイルはカットオフ 1kHz の設計値より1割ほど容量が多いのですが、これも低域側にカットオフが下がることを承知でそのまま使いました。

 


部品です。あまり高価な部品は使っていません。

 
コイルも巻線ではなく箔巻きが良いのですが・・・。オーディオはパーツ類でも良いと言われる部品は本当に高いです。箔巻コイルの 3mH なら1個 7500 円位します。今回は 2500 円程度の部品です。スコーカーだけで左右2個ありますので・・・。

 
基板は 2Way -12dB 用ですが、スコーカーのハイパスしか使わなくなったので、部品のスペースが大幅にあまってしまいました。

 


コンデンサーに銅箔を巻いて一応無誘導のようなつもりです。効果のほどは?

 
糊付き銅箔シートを切ってコンデンサーの周囲に貼ってみました。文字が読めるように少し隙間をあけています。これで磁気シールドとなり無誘導タイプになるらしいのですが・・・。

 
しばらくこのまま使ってみて具合が良ければコイルやコンデンサーにエポキシ接着剤を付けて固める予定です。



基板ごと交換した後の状態です。

 
この状態でf特をとってみました。

 


400 から 20kHz スイープでのf特です。(軸上0度)

 
2440 のインピーダンスは公称 16 Ω ですが、実際は 12 とか 14 程度かもしれません。コンデンサー容量が大きすぎたようで、700Hz に小さなピークが出てしまいました。しかし、ショートホーンでここまで低音が出てくれるとありがたい感じです。しかし、ウーハーとの設定によって再検討ですが、10uF 程度が良さそうな気がします。

 
2440 はこんなに良かったんだ!、と・・・。今までメンテナンスせずに30年放置している間にネットワークが劣化し 2440 もだんだん力が削がれていたようです。

 
早速試聴です。・・・しかし、大きな改善などは全く感じずいつもの JBL です。少し楽器などで聴こえにくい音が聴こえやすくなったかも・・・、程度です。4kHz 以下の特性があんなに違うのに不思議なモノです・・・。

 
自分の耳が駄耳であることが証明された瞬間でした・・・ orz

 
冷静に考えると、劣化によりウーハーの特性も 4kHz 以上出まで出てしまっているため、今まで有る程度普通に聴こえていたようです。今回は、まだウーハー側のネットワークを交換していないので、700 から 4k 程度はかなりウーハーとダブって音が出ているハズですが、この付近の帯域での 3dB 程度の音圧上昇(ダブりによる上昇)はスコーカーレベルを下げて調整しているので、むしろ 5kHz 以上が減っておとなしい音になる方向になっているようです。

 
 
 
 
 

・工作にならなかったお話

 
f特など音響測定用に購入した FOSTEX さんのマイク MC10ST (ステレオペアマッチング・コンデンサーマイク)はファンタム電源(48V) が必要です。

 
そこで、ベリンガーさんの PS400 という小型の AC タイプの電源を購入しました。soundhouse さんの評価を見ると電源内部のマイク端子コンデンサーをオーディオ用に換えると音が良くなると情報がでていました。

 
早速オーディオ用の高級電解コンデンサーを通販で購入しました。47uF と 100uF で 48V 電源が通るので耐圧は 50V では安全率が足りません。そこで耐圧 100V のコンデンサーを注文しました。

 


このときは気付いていませんが、コンデンサーの大きさが・・・

 
早速分解です。

 


コンデンサーの大きさ比較写真を撮る気力すらなく・・・

 
・・・・、コンデンサーが大きくて交換できない・・・・ orz

 
それに、コンデンサーの購入数も間違っていました・・・ orz

 

 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
次回は、未定です。

 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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