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August 29, 2010

LED LENSER L5 (データー編)

先週の LED LENSER L5 外観編 に続いて今週はデーター編です。

 
このライトは配光が調整できることと単三電池1本で使えるというのが特長です。性能がどのようなものかに興味がありました。LED は Cree XR-C です。


 
 
 
LED LENSER L5 ビームショットとデータ

 
 ● 電池:アルカリ電池 1本

 
 ・ ワイド配光
 

 
写真:Low level でのビームショットと20段階図です

 


グラフ:Low level での3Dグラフです(左:縦軸 260 ポイントスケール)。

 
 

 ・ スポット配光
 

 
写真:Low level でのビームショットと20段階図です

 

 
グラフ:Low level での3Dグラフです(左:縦軸 260 ポイントスケール)。

 
 
 
 
 ・ 3Dグラフ内の Illuminum Index(イルミナムインデクス)とは = http://www.illuminum-led.com/fl_017.html
 ・ イルミナムインデクスでライトを比較したモノは、http://www.illuminum-led.com/flm_021.html をご参照ください。左ペインのライト名がそのライトのページにリンクしています。なお、データーは 2006.7.2 以前のモノで、最新のデータはまだ整理できていません m(_ _)m 
 
 
 
 

 ・ 配光角の変化の様子

 


 
 
 
 
 


 ●データ:中央照度 ( lx/50cm )と イルミナムインデクス

・ アルカリ電池 1本

 

ライト名 中央照度
lx/50cm
イルミナム
インデクス
簡易ルーメン
換算
LED LENSER L5 wide 430 1,037,202 70
spot 16,640 963,424 65

 
今回は、同じLEDの出力でワイドとスポットでイルミナムインデクスに差が出ていますが、測定誤差もあると思われますがレンズの位置による光取り出し効率の違いの可能性も高いと思われます。

 
 
ご注意:簡易ルーメン換算値はあくまでも推定値です。特に今回のデータは測定条件がリファレンスと異なるため、誤差が大きくなっています。このため、メーカー公称値とは直接比較はできません。

 
 
 
 

■ まとめ

 
スポットが十分に集光するので、なかなか面白いです。構造を想像すると内部での迷光が少々多いのでは?と思ってしまいますが、配光はマグライトと比較するとワイド配光がとてもきれいでレンズ設計が優れていると感じました。
 

私は普通のリフレクターでスポット集光部と周囲へのワイド配光が同時に得られるので配光可変は必要ないと考えています。特にタクティカル用途でない場合スポットだけの配光では真っ暗な場所では足元が見づらいので配光をこまめに変えないといけないのは面倒・・・と思ってしまいますが、マグライトが懐中電灯のスタンダードだと考えている人たちには配光可変が大きなセールスポイントになっているのでしょうね。

 
 
 
 
 
次回は LED LENSER M5 の外観編をUPする予定ですが、写真の話題になるかもしれません (^^;

 
 
 
 
 
 
 
 
 

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August 22, 2010

LED LENSER L5 (外観編)

今回は LED LENSER さんの 単三電池1本タイプ L5 外観編です。

 
最近、LEDライトもご無沙汰ですが、単三電池1本で十分に明るいだろうと期待したことと、LED LENSER さんお得意の配光可変タイプということで L5 と M5 を購入してみました。

 
今回は、単三電池1本とは思えないような大ぶりなポリカーボネート樹脂製の L5 編です。

 
樹脂(ポリマー)製のライトは静電気でスパークが出ると危険な環境などで使われていると聞いたことが有りますが真偽のほどは不明です。

 
配光角度の調整はベゼル(ヘッド)をねじることでワイドからスポットに調整出来ます。マグライトと同じ操作方法です。

 
付属品は、取扱説明書、ストラップ、アルカリ電池1本で、パッケージのベゼル下には樹脂のミラーが斜めに有ってパッケージ上面の穴からスイッチを押すことで展示状態のまま明るさの感じが分かるようになっています。

 


フック掛け展示用のパッケージです。

 


取扱説明書、ストラップが付属です。電池はボディにすでに入っています。

 
 

 
テールスイッチは押している間だけ光るタイプです。連続点灯は、スイッチ部分を回転させます。

 

 

 
ベゼル(ヘッド)部を回転させてレンズ位置を変えることでワイドからスポットへと配光が調整出来ます。

 

 
LED は Cree XP-C です。写真左:スポットワイド、右:ワイドスポット

 
 


CR123A 2本タイプのペリカンM6とほぼ同じ大きさです。

 
 


本体は大きいのですが、電池室は細くエネループが入りませんでした。

 
 
本体が想像以上に大きかったのと、エネループが入らなかったのが予想外でしたが、2000円程度で買える単三電池1本タイプとしては面白いと思いますが、やはりこの大きさで単三電池1本ということに何となく違和感があります。

 
私は、今のLEDと普通のリフレクターはスポットとワイドが組み合わさった配光となるので配光調節は不要と思っていますが、集光させるとなかなか良く集光するので夜の照明の無い広い工場の点検などの用途ではこの機能は使い勝手が良いのでは、と思いました。

 
 
 
2010.8.23 edit: レンズ写真のスポットとワイドを取り違えていたのを修正しました。
  
 
 
 
 

今週のスナップ

お風呂上がりの迷犬タルト号の体を夏の日差しで乾かそうという作戦です。
やはり、真夏の炎天下のドッグランには誰も居ません。

 
 
 
 
 
 
 
次回は データー編をUPする予定です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

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August 15, 2010

EOSでライカLレンズ その2 「フィールドテスト編」

先日EOS用のバルナック型ライカのスクリューマウント(Lマウント=L39)用を購入し、室内でのストロボ撮影をしました が、今週はその続きとして公園で花の写真クローズアップ写真を撮ってみました。

 
公園にて バルナック型ライカ用のスクリューマウント(Lマウント)レンズの Summicron 50/2 と Elmar 50/3.5 を両方とも無限遠位置で花のクローズアップを撮影してみました。同時にライカRタイプの Summicron 50/2 にエルプロ2(クローズアップレンズ)でも参考撮影してみました。


 
レンズのコンディションがベストではないのでフィールド撮影はちょっと心配でしたが、今回の順光条件では問題はありませんでした。

 
フィールドなのでライブビューはちょっと使い辛かったので、レンズを沈胴させないでファインダーでピントを合わせる撮影方法で撮影しました、普段から等倍撮影が多い花のクローズアップ撮影しているのでその感覚でファインダーをみると違和感はなく、まだもっと寄りたい(EOS 側に中間リングを入れる)気分でした。

 
 
以下の撮影は全て Av モード、ホワイトバランスは晴天固定、ISO 400 で、RAW 現像条件は、ピクチャースタイル=ナチュラル、ノイズリダクション全て0、補正全てデフォルト(なし)です。また、レンズはいずれも UV フィルターを付けています。

 
 
 
● 開放描写

 ■ Summicron 50/2 開放描写

 

 
写真 左:ノートリ画像、右:部分拡大画像(Summicron 50/2 f2)

 
像にフレアが出てとてもソフトな描写となっています。しかし確かに解像していない甘さとは違いキツさの無いやさしい雰囲気となっています。

 
 
 
 ■ Elmar 50/3.5 開放描写

 

 
写真 左:ノートリ画像、右:部分拡大画像(Elmar 50/3.5 f3.5)

 
像は開放絞りが 3.5 というだけでない硬さがあります。とんでもなく硬く茎の毛がトゲのようにカチカチです。ここまで Summicron と違うのかというほど極端に違います。この描写の違いは昔から言われている Summicron はソフトで Elmar はシャープという説が正しくその通りだと感じました。

 
ボケは2線ボケの傾向です。

 
 
 
 ■ Rマウント Summicron 50/2 開放描写

 

 
写真 左:ノートリ画像、右:部分拡大画像(R 用 Summicron 50/2 f2)

 
Lマウントの Summicron 50/2 と良く似ている描写です。

 
 
 
 
● f4 描写

 ■ Summicron 50/2 f4 描写

 

 
写真 左:ノートリ画像、右:ピクセル等倍(Summicron 50/2 f4)

 
EOS 5D2 のモニターで見るとかなり解像感が悪いのですが、RAW 現像すると普通に解像しています。


 
 
 
 ■ Elmar 50/3.5 f4 描写

 
写真 左:ノートリ画像、右:ピクセル等倍(Elmar 50/3.5 f4)

 
これも EOS 5D2 のモニターで見るとかなり解像感が悪いのです。RAW 現像しても Summicron ほど解像していないようです。

 
 
 

 ■ Rマウント Summicron 50/2 f4 描写

 

 
写真 左:ノートリ画像、右:ピクセル等倍(R 用 Summicron 50/2 f4)

 
他の画像と比べ少しオーバーですね。これも EOS 5D2 のモニターで見る解像感が悪いのですが、これも RAW 現像すると Lマウントの Summicron と同じ様な解像感に見えます。

 
 
 
● まとめ

 
ドイツは戦前からカラーフィルムを使っているので、レンズの色の傾向は日本のオールドレンズより良いようで、今回はカラーバランスの調整は全くナシで十分に自然な発色となりました。先週の結果では、迷犬タルト号の毛の色に少し違いがでましたが、それ以外ではあまり違いが出ませんでした。
 

解像感などは、レンズコンディションの良かった50年前に同じようなテストが出来ていればもっと良い結果となったと思いますが、さすがに Elmar は70年程度、Summicron も50年程度経過していることを考えると、かなり贔屓目ですがこれらレンズの性能はかなり高いことを感じました。

 
マウントアダプターとしては、ピントの合う範囲の問題でスナップでは使えないため実用性は低いことが分かり期待していたコトとは違いましたが、レンズ評価が出来たことで今回は購入して大正解でした。

 
 
 
 
 
 
次回は、LED LENSER の LEDライトの話題を予定しています。

 
 
 
 



今週のスナップ:世田谷観音
Photomatix で HDR その後 DxO FilmPack で KR

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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August 08, 2010

EOSでライカLレンズ その1 「ベンチテスト編」

先日EOS用のマウントアダプターにバルナック型ライカのスクリューマウント(Lマウント=L39)用があることに今頃になって気が付きました。

 
レンジファインダーのレンズはフランジバックが短いので一眼レフのフランジバックでは近接撮影でしか使いようが無いのですが、EOS 5D2 はライブビユーが使えるのでライブビュー状態でLマウントレンズを沈胴させればかなり遠方でも撮影が可能ではないかと考えマウントアダプターを購入してみました。

 
沈胴式レンズは 距離計式のクラシックカメラ で紹介した Leica Elmar 50/3.5 と Summicron 50/2 があるので試してみることにしました。

 


写真:ボディに付いているのが Elmar 50/3.5、左にあるのが Summicron 50/2

 
結論は、残念ながら予想した遠景撮影は出来ないことが分かりました。

 
沈胴するレンズのフランジがライブビュー時のミラーアップしたミラーの端に当っているようで完全に沈胴させることがでず、それぞれ半分程度しか沈胴させることが出来きませんでした。このため、Summicron 50/2 はレンズ先端から約35cm、Elmar 50/3.5 はレンズ先端から約31cm以内でしか使えませんでした。

 
 
 

マイクロフォーサーズやSONYの APS-C 機でマウントアダプターでこれらのレンズを使うと中央部分だけを高細密に使うことになるので長い年月を経ているレンズのコンディションには過酷だと思うので試したいとは思いませんが、フルサイズならあまり高細密でない状態で試せるので楽しみだったのですが、近距離専用では実用にはなりませんね。

 
 
 
しかし、この状態でテスト撮影してみました。

 
今週は「ベンチテスト編」ということで室内でストロボにてレンズの写りを見てみました。

 

 
写真:左 Elmar 50/3.5、右 Summicron 50/2 いずれも f5.6 にて
いずれも AWB 。露出のみ他の写真とそろえるため調整しています(他はデフォルト値です)。

 
ライブビューにした後にレンズを沈胴させてライブビューで拡大状態でピントを合わせました。Tessar 2.8/45 レンズ側面の Japan 文字にピントを合わせたつもりでしたが、Elmar は少し後ピンになってしまいました。

 
また、レンズは沈胴中にはほとんどガタがなくきっちりしていますが、Elmar は Summicron に比べ同じ f5.6 でもピント深度が深くなっています。もしかしたら少しレンズが傾きシフト状態になっているのかもしれません。

 
毎回似たようなシチュエーションで撮影してみていますが、この方法は古いズームレンズなど性能が悪いものでは画像の甘さが分かりますが単焦点レンズはあまりレンズの違いが分かりません。

 
今回の画像では Elmar 50/3.5 は70年位前のレンズですが、かなりシャープで少々驚きました。Summicron 50/2 は Elmar と比べるとコントラストが低くシャープ感がありません。昔からコントラストが低いが解像度が高いというのが最大の特長だったレンズです。ただし、今回は解像度を確認する撮影は行っていません (^^;

 
 
 
 

参考用に、Summicron 50/2 R レンズでも撮影しました。しかし、セットが最短撮影距離より近いためエルプロ3(クローズアップレンズ)を付けたのですがLレンズと同位置ではピントが取れず少し離れて撮影しています。このため、同じ f5.6 での撮影ですが被写界深度が明らかに深くなっています。

 


写真:ライカR用 Summicron 50/2 f5.6 にて
ストロボ使用で AWB 。露出のみ他の写真とそろえるため調整しています(他はデフォルト値です)。

 
ライカR用の Summicron 50/2 はこれもそこそこ古いビンテージレンズですが非常に良い描写をしています。

 
 
 
 
 
今回の撮影セットではレンズの雰囲気が分かりにくいので、迷犬タルト号にモデルになってもらいました。すごく接近しての撮影なので鼻デカ状態でちょっと人相(犬相)が悪くなってしまいました。
 

 
写真:左 Elmar 50/3.5、右 Summicron 50/2 いずれも f5.6 にて
いずれもストロボ使用で WB=4400k 。露出がそろうように調整したのですが少し違いますね(他はデフォルト値です)。
ノートリです。レンズのひっこめ方が悪く本来はもっと引きがとれる Summicron の方が近くからの撮影になってしまいました。

 
Elmar 50/3.5 はコントラストが高く発色も良いです。メリハリがあるのでちょっと見の見栄えが良いです。Summicuron 50/2 はコントラストがやはり低いですが、階調が比較的豊かで描写がソフトです。

 
 
 
 
今回は、予想に反して沈胴が途中までしかできずレンズ前31~35cm以上での撮影が出来ないためスナップ写真に使えるかもしれないという夢はもろくも崩れてしまいました。ライカM9が買えればM-Lマウントアダプターで普通に使えるのですが、M9は買えないので性能をデジタルで確認することが出来ないでいたのですが、今回 EOS 5D2 で見ることが出来ました。

 
さすがに古いレンズなのでカビこそ無いもののうすクモリはあるなどレンズコンディションも年代なりなので光源条件が悪い場合には昔の性能が出ないと思いますが予想以上にレンズ性能が保たれていると思いました。

 
また、このような使い方をしても周辺が目立って落ちる(暗くなる)ということは無かったので EOS 5D2 のイメージセンサーはレンズのテレセン性が高くなくても十分に良く光りがセンサーに入るようだ、ということが分かりました。

 
 
 
 
 
 
次回は、EOSでライカLレンズ その2 「フィールドテスト編」を予定しています。

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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August 01, 2010

Nuwai TM-325XR8 荒くれ修理 (データー編)

先週の 荒くれ修理 品のデーター編です。

 
従来の Rebel の明るさランクは不明ですが、今回は 100 ルーメン(350mA) 品です。交換後の試験点灯でも見た目で明らかに明るくなっています。

 
今回のデーター取りはエネループ電池(データー内には Ni-MH と表記)で測定しています。
 
 
 
Nuwai TM-325XR8 荒くれ修理品 ビームショットとデータ

 
 ● 電池:単三型エネループ電池 2本

 

 
写真:ビームショットと20段階図です

 


グラフ:3Dグラフです(左:縦軸 260 ポイントスケール)。

 
 ・ 3Dグラフ内の Illuminum Index(イルミナムインデクス)とは = http://www.illuminum-led.com/fl_017.html
 ・ イルミナムインデクスでライトを比較したモノは、http://www.illuminum-led.com/flm_021.html をご参照ください。左ペインのライト名がそのライトのページにリンクしています。なお、データーは 2006.7.2 以前のモノで、最新のデータはまだ整理できていません m(_ _)m 
 
 
 
 
 ●データ:中央照度 ( lx/50cm )と イルミナムインデクス

・ 単三型エネループ電池 2本

 

ライト名 中央照度
lx/50cm
イルミナム
インデクス
簡易ルーメン
換算
TM325 MOD Ni-MH 8,220 1,411,120 95
(参考)
TM325XR8 Ni-MH 4,490 789,680 53


ご注意:簡易ルーメン換算値はあくまでも推定値です。特に今回のデータは測定条件がリファレンスと異なるため、誤差が大きくなっています。このため、メーカー公称値とは直接比較はできません。

 
 
 
 

■ まとめ

 
修理前品のデーターの Ni-MH データーと比較したところ、倍近い光エネルギーが出ているようです。Rebel 100 はなかなか明るい結果となりました。

 

 
 
 

 
 
 
次回は、LEDLENSER の単三電池1本タイプの話題の予定ですが、写真の話題になるかもしれません。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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