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September 13, 2009

今更ながら、銀塩 と デジタル の比較

今週は、先月中古で購入した EOS 5D (Mark2 ではありません)が到着した日の深夜、手持ちのビンテージレンズを使って同じ被写体での銀塩写真との比較テストを行いました。この比較テストが EOS デビューです。

 
 
最近は、ポジを現像の場所も少なく、労力を惜しんだため(電車に乗って依頼するのをやめて近所で済ませた)デジタイズするのに少々時間が掛かってしまいました。

 
デジカメは初めて買ってからもう15年も経ちますがデジカメについて勉強していなかったので銀塩との違いなどが分かっていないため今勉強中です。ここぞという写真は銀塩カメラの時代が長かったのですが、この5~6年ほどでデジタルほぼ100%になっているにも関わらずデジカメへの知識が大幅に不足し、その性能を把握出来ないで使っていたのが現状でした。

 
というコトで、デジタル一眼とビンテージレンズの性能との関係はどうか、フルサイズデジタルは銀塩の中判に本当に匹敵するのか、といったことを自分自身で自分なりに、自分が良く使うようなシチュエーションに近い条件で比較してみました。

 
なお、本当は図書館に行って 5D 発売当時やその前後のカメラ雑誌の記事を調べればおそらく当時「銀塩 vs デジタル」はやりつくされ、今更の私のテストよりはるかに信頼性が高い記事が一杯あるのでは、とは思いましたが、自分で比較的簡単に確認出来るコトなので自分自身の体験として実感出来ればという自己満足のためので、実験も結果の見かたも少々一般的ではないかもしれませんが私的記録という意味も兼ねて公開させて頂きます。
 
 
・ 被写体

 
基本の被写体は、以下のとおりです。このカットは EOS 5D で Canon 1.8/50 II のものです。


 
 
・ 比較したもの

 
以下の写真は、銀塩との比較のため、EOS 5D にはマウントアダプターを使ってニコン Ai-S 1.8/50 レンズを使っています。照明は全て天井バウンスストロボで、絞りシャッタースピードも全て同じ f5.6 1/2 s1/200 です。また、5D データーは解像度などに関係なさそうなので AWB でのストロボ撮影で出る幾分かのマゼンタ被りを DPP の WB オートで補正しています。また、銀塩データーは色相・彩度・明度を調整し、それぞれが同じような色に見えるように調整しています。また、レンズの保護フィルターは外しています。

 
 - 6x6版 ポジ ハッセルブラッド 500C/M Planar 2.8/80:フィルムは フジの Provia 100F(ISO 100) :ドラムスキャンにて 6400dpi(13665x13816)

 - 35mm ポジ ニコン F4 Ai-S 1.8/50:フィルムは フジの Provia 100F(ISO 100) :ドラムスキャンにて 6400dpi(9014x5980)

 - フルサイズデジタル EOS 5D Ai-S 1.8/50:RAW モードから DPP にて現像 4368×2912 なお、

 
 
・ 比較写真
 
見る人が見ればすぐに分かると思いますが、それぞれのデーターを適度に倍率を変えて大きさを揃えた細部の写真です。

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
それぞれがどの順かをお知らせする前に、全体の写真は以下ようなモノです。 ニコン F4 での画面が少し傾いていますね (^^;


Hasselblad 500C/M 2/80
元データーは正方形画面ですが大きいので適当に上下をカットして作業しました

 

ニコン F4 Ai-S 1.8/50

 

EOS 5D、レンズ = Nikon Ai-S 1.8/50

 
 
 
Feinx L0D CE Red の色味と置かれた角度を見ると直ぐにわかりますが、
比較画面は、左から EOS 5D 200% に拡大、ニコン F4 ピクセル等倍、ハッセル 60% で表示 です。

 
なお、比較写真の一番下のシリアル番号拡大の画面は、倍率が 5D 400%、ニコン F4 200%、ハッセル 100%(このため文字が他よに少し小さいです)です。

 
クレパス拡大は画面が少し大きいだけでその上段と同じ 200%、100%、60% です。

 
 
これらの画面を観察すると ・・・

・ EOS 5D はノイズが少なく滑らかさ・シャープ感では中判を凌いでいる。
・ 銀塩は粒子感が有り、拡大した時にデジタルのノイズのように見える
・ 中判レンズの 2.8/80 はクレパスの文字部分で色収差が有るように見える
・ 中判は、シリアルナンバーの彫刻文字の凹みが分かる
・ レンズ大写しの Carl Zeiss 文字で、銀塩では白文字にハレーションが見られる。なお、これはスキャナー時に発生している可能性もある(25倍ルーペでは確認できない)

これらのことから ・・・

・ フルサイズデジタルは銀塩を凌ぐ、中判に匹敵と言って良さそう
・ デジタルは滑らか過ぎて(粒子ノイズが無い)塗り絵のようだと言われるのは理解できる
・ アサヒカメラ09年5月号には「少しノイズが有る方が立体感が出る」とあり(モノクロでの話のようですが)銀塩の方がプリントした時立体感が出ると言われることは理解できる
・ 中判は中判なりの細密描写が出来る可能性がある

 
ここでは、Canon 1.8/50 II レンズとの拡大比較は出しませんでしたが、ニコンの Ai-S 1.8/50 と比べて差はほとんど分かりませんでした。

 
なお、被写体画面の左上に影を作り、レンズ比較の時に影になった時の色再現が変るかどうかを見ようとしましたが、ポジ比較でもこの程度では良く分からないことがわかりました。

 
 

銀塩 と デジタル の違いが今回のテストで自分なりに良く分かりました。すでに出番を終えている銀塩カメラは一層出る幕が無さそうですが、楽しかった想い出と一緒にコレクションとして残して行きたいと思います。

 
 
 
 
 
 

今回のテストとレンズテスト、ニコン D70、Panasonic LX3 での比較(これらはまだ未公開ですが・・・)に使った機材です。なお、写真の中のライカ R4 と ニコン FE2 は出番がありませんでした。また写っているレンズの テッサー 2.8/45 は被写体としての登場です。私の買った C/Y - EOS マウントアダプターは、MM 用逃げ溝(MMレンズに有る出っ張りが入る溝)が浅くて 5D への取付が出来ませんでした(安いアダプターはこんなものらしいです)。LX3 はこの機材撮影に使っため写っていません。

 


Panasonic LX-3 にて f5.6 1/2 ISO 100

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Comments

パンヤ さん、こんばんは。

いらっしゃいませ。いつもお世話になります (^^)

Flickr とブログ「柚の木にかかる虹」を拝見しました。今自分の写真はマンネリで進歩がないためパンヤさんの写真に凄く刺激されてしまいました。

これからも宜しくお願いいたします。

Posted by: イルミナム | January 23, 2010 at 23:34

こんばんは!
いつもありがとうございます!panyaです。
普段何気なく使っていたLEDライトって実は奥が深いんですね!
僕も以前はツァイス信者でしたので必死になってヤシコンレンズを集めていましたが、今は自分の好きな画角が定まって手元にあるものはほんの数本になりました。

またお邪魔させていただきますのでよろしくお願いいたします!

Posted by: パンヤ | January 23, 2010 at 22:56

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