« EOS 5D | Main | 今更ながら、銀塩 と デジタル の比較 »

September 06, 2009

ビンテージレンズの MP100 と EOS 5D

今回も EOS 5D での写真です。C/Y(Y/C ?) マウントのコンタックス用ツァイスレンズが結構な数あるので、これらを勝手にビンテージレンズと称して EOS 5D で使って行きたいと思います。

 
C/Y マウントのツァイスレンズは発売時から MTF 曲線と周辺光量低下量、ひずみ量が出ていたので、最近のレンズの MTF 曲線と比較することが出来ます。現在の 5D 用 Canon 単焦点レンズを比較すると明かにスペックが劣っているのですが、最新レンズを揃える資金力がないことと、昔はこれらのレンズで十二分に満足して使っていたので当面これらのレンズを使って写真を撮って行きたいと思います。

 
今回は、マクロプラナー 2.8/100 (MP100)レンズです。かつて、日本製 (AEJ) は20万円近く、西ドイツ製 (AEG) は23万以上の定価のレンズですが、中古が値崩れして安くなっているので今更ですが購入して使ってみました。

 
このレンズは、マウント部分を改造しないと 5D では使えないのですが、中古の気楽さから即「荒くれMOD」でマウントの絞りレバーガードを1mm位削りました。宮本製作所さんのHPでの情報では 0.3mm 削るとありますが、安全を見てかなり多めに削っています。

 
ツァイスのマクロレンズは、S-Planar 2.8/60mm を接写専用の自作マウントアダプターでニコン D70 でかなり使っていますがなかなか良いので、MP100 AEJ もかなり期待しています。

 
なお、勝手自作のモノクロテストチャートで 1:10 サイズでのレンズテストをしたところ 5D の画像を見る限りではピントのシャープ感・コントラストが Canon 1.8/50 II に劣るようです。C/Y マウントとしては少し新しい MP100 は自分の持っている資料では MTF 曲線が無いのでなんとも言えませんが、他のツァイスレンズ並みだと思いますので、MTF のデーターがとても良い Canon 1.8/50 II より劣るのは当然のような気がしまし。

 
MP100 の良いところは、遠景から 1:1 の接写までアダプター無しで使えるのでかなり便利です。Planar 2/135 を使う時はサイズの違う中間リングを入れ替えたり追加したりとかなり手間ですが MP100 はその手間がいりません。

 
 
久しぶりにライトの写真です。白文字のキレが良くありません。ハレ-ションが出ているようです。この MP100 レンズはブツ撮りはあまり向いていないかもしれませんね、使ってしまう予定ですが・・・ (^^;

 


ペリカン M6 MOD とツールナイフ f5.6 1/2 ISO 100 MP100 ストロボ

 
 
駒沢公園に迷犬タルト号とお散歩へ行った夕方の花たちです。真夏は花が少ないのですが、そこで健気に咲いている花たちです。

 

 
近所の花たち f2.8 ISO 200 MP100

 
 
下右の写真のベゴニアはかなり大胆にトリミングしています。しかし、それでも D70 並みの画素数が残るので素子数の多い撮像素子は有難いです。

 

 
近所の花たち f2.8 ISO 200 MP100

 
 
今回の花の写真は、いつも使うソフター2を使わずに撮影しました。ペリカンの写真などで少し甘い写真になるだろうと予想ていたからです。しかし上の花で、特に赤いベゴニアはリアルに写りすぎているので(生っぽい)やはりソフターは有った方が良さそうです。また、夕方の日陰なので色が数ないのは仕方が無いのですが、シャドー部分の色がもう少し出て欲しいという印象です(レタッチすれば良いだけのことですが・・・)。また、ボケは思ったより良いかったです。

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

今週のスナップ

タルト号走る 2.8/28 5D ISO800

 
2.8/28 は広角レンズとしては画角の広い方ではありませんが、四隅にケラレが出ています。デジカメでは、古い広角レンズを使うと周辺光量低下が出ると言う話がありますが、そもそもディスタゴン 2.8/28 レンズはフイルム時代で有る無しにかかわらすレンズ特性として周辺光量低下が大きく、f5.6 でも 50% 近くに下がる(開放なら 20% 程度しか無い)特性でそれが味になっているのですが、この四隅は何かにケラれている影のように見えます。レタッチで光量低下をさらに作り被せてしまう方法と四隅を明るくする方法がありますが、この写真の場合は四隅の暗さを取るように明るくした方が良さそうです。


 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

左のアナログ時計のブログパーツは↓で・・・
http://illuminum.cocolog-nifty.com/led_light/2007/02/post_f4bf.html

 
 
 

イルミナムのページ

|

« EOS 5D | Main | 今更ながら、銀塩 と デジタル の比較 »

Comments

takebeat さん、こんばんは。

デジタルをずっとウオッチされているのですね。 takebeat さんのアドバイスはとても参考になります。

今、銀塩とデジタルの比較をするべく資料作成中です。5D が来た日の晩にすでに撮影は終わっていたのですが、その後の処理にえらく時間が掛かってしまいました。

皆さんのおっしゃる通りの結果が出そうです。 takebeat さんは、とっくにご存じだと思うことだと思いますが、自分で試してみるのも勉強だと思って皆さんが5年前にすでにやって知っているだろうコトを今頃追っかけています (^^;

でも、こんな作業も含めて写真は楽しいですね。

Posted by: イルミナム | September 11, 2009 at 23:52

言い訳へのコメントです(^_^;)

フルサイズ機が中判に匹敵するというのはほぼ解像力に関して言われていることで、
当時は今よりカメラヲタクだった私は経緯を眺めてきましたが、
それはEOS 1Dsの頃に言われ初めていましたが、そのころはその事を言っちゃいけないような雰囲気がありましたね(^_^;)

それが変わったのが5Dの発売で、
価格の低下により多くの商業写真のプロたちが試しに買ってみたら「これ仕事に使えるやん、中判並の解像力もあるし」ってなり爆発的に広まったと記憶しています。

別の方向から見ると、女優やアイドルの写真集ですが、
それまでスタジオ撮影と屋外ロケで解像力が全然違っていた写真でしたが、
1Ds/5D以降フルサイズ一眼レフが普及し始めると屋外ロケでも解像力のある写真になっていきました(^_^;)

アイドルあたりの写真集だと予算がないのか慣例なのか屋外での撮影は35mmフィルムの場合が多く、中判を使うスタジオ撮影とかなり解像力の違う写真になっていたんですよね。

Posted by: takebeat | September 11, 2009 at 09:46

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73650/46135409

Listed below are links to weblogs that reference ビンテージレンズの MP100 と EOS 5D:

» 「写真サイト.COM」に... [写真サイト.COM - サイトニュース]
「写真サイト.COM」に新しく、AiArakakiさんが登録してくれました。今後とも宜しくお願い致します☆「写真サイト.COM」では、会員登録(無料)して写真ギャラリーコンテストに投稿してくれる方を大募集中です!投稿して頂いた... [Read More]

Tracked on October 03, 2009 at 16:10

« EOS 5D | Main | 今更ながら、銀塩 と デジタル の比較 »