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August 23, 2009

Leica R4

実家に置きっぱなしにしていた古いライカよりは新しいけれどこれも古くなってしまったライカR4を持ってきました。ここで言う 古いライカとはスクリューマウント(Lマウント)のライカのことで 60・70年くらい昔のカメラのことを言っていますが、それよりずっと新しいR4でも80年代のカメラなのでもうそろそろ30年になります。ということで、R4はクラシックカメラの部類ですね。なお、ベースカメラはミノルタXDです。

 
古いとは言え、このボディデザインはかなり好きで、R4発売当時知り合いの知り合いに日本シイベルヘグナー(現DKSHジャパン)さんに勤めている人が居たので社員販売価格で購入しました。交換レンズはいずれもかなり高価だったため買えず標準レンズ1本しかなかったのでR4の使用頻度は多くありませんでした。

 


SUMICRON-R 2/50 付き Leica R4 ニコン D70 3.5/55 自然光にて撮影


 

このカメラは現在使える状態ではありません。液漏れしないと思い入れっぱなしにしていたボタン電池が液漏れし、固着して電池交換が出来ないためシャッターは 1/100 と B しか使えません。また電池が生きている頃でも露出計が動かなくなっていました。内部は遮光スポンジが劣化しはがれ、表面レザーを貼っているグッタペルカが劣化しあちらこちらが剥がれています。これは買って数年で剥がれてきました。当時実用に影響ないのでそのままにしていましたが、かなり見栄えが悪くなっています。

 
R4は、かなり気に入っているデザインのカメラなので、今回写真を撮っておくことにしました。

 
また、写真撮影のついでにニコン D70 にマクロレンズの 3.5/55 と Panasonic LX3 を 60mm 側で撮影し、写真を比較することで何か分かるかを見てみることにしました。光源はニコンの SB600 ストロボ1灯の天井バウンスです。LX3 は、先日同様のライティングで撮影した際、写真が白けてしまうという失敗が有ったので、今回類似の現象が再現するかも確認してみました。

 
今となってはデジ一眼としてスペックが見劣りする 600 万画素の D70 とコンデジとしては少し画質の良さそうな 1000 万画素の LX3 がブツ撮りではそれぞれがどのような画質なのかも興味がありました。条件が近くなるように2台とも ISO 200 です。

 

 
写真 左:ニコン D70 で撮影。 右:Panasonic LX3 で撮影。いずれも構図が同じようになるようにトリミングしています。

 
レンズには天井の照明器具(消灯しています)が写り込んでいます。カビではありません (^^;

 

 
写真 左:ニコン D70 で撮影。 右:Panasonic LX3 で撮影。いずれも構図が同じようになるようにトリミングしています。

 
LX3 は外部ストロボ撮影でも今回は白けることは有りませんでした。

 
 
写真のクオリテイの違いは LX3 はレンズ前面の白文字が少しにじむようでレンズ前面の黒い端面がシャープに見えないような少し甘い画質です。一方のニコン D70 は 600 万画素とはいうもののそこそこ質感が出ているように見えます。

 
絞りはほぼ同じものの画角(D70 は 55mm レンズでも 88mm 相当)が違うために距離も変りアングルも少し違うのであまり同じ写真にはなっていませんが、オリジナル画像の 1600(1599)x 1200 部分を切り出して比較してみました。

 
どちらも、レンズ前面の左上(CANADA の DA 付近)に糸ゴミが乗っているのが見えます。さすがにブツ撮りでは D70 とマクロレンズの組み合わせの方が良いと思いますが、コンデジのバリオズミクロンは自分の予想以上に良く写ることが分かりました。

 

 
写真 左:ニコン D70 ドットバイドットでトリミング。 右:Panasonic LX3 ドットバイドットでトリミング。

 
 
今回は、撮影を楽しんだりカメラの違いがどんな違いになるのかなどを改めて知ることが出来てとても楽しめました。撮影はレフ板も置かず天井バウンス1灯で露出もアンダー気味で、また、カメラに付いたホコリも取らずにレタッチ作業は0という手抜きですが、写真とカメラの面白さが味わえたので今日の撮影は大成功だったと自画自賛で終わりたいと思います。


 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

今週のスナップ

地下通路


 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Comments

デジタル一眼レフについては135mmフルサイズか否かと選択肢が二つに分かれますね、

そしてフルサイズとそれ以外の一眼レフは似て非なる物と思っています。

5Dの解像力は実質中判カメラと同等とも言われていて、レンズの解像力も必要で従来の並レンズでは5Dの解像力を生かせないとも言われていますし。

すでにそこまでの解像力があるなら解像力だけ見るならば私にはフルサイズの必要がないのは分かり切っていますが、

それ以外にも昔フィルムカメラで使ってきたレンズがそのままの画角で使える楽しみがフルサイズ一眼レフにはありますし。

でもそこまで思い入れのない私は最初からデジタル専用設計のレンズで統一しているフォーサーズに落ち着きました。

オールドレンズが使いたいならオールドカメラでフィルム使えばいいじゃんって(^_^;)
ってなことでOLYMPUS OM-1もいつでも使えるようにしています。

Posted by: takebeat | August 28, 2009 at 00:17

takebeat さん、こんばんは。

私は、今は銀塩は0で全てがデジタルになったと言っても良いほどデジタルに頼り切っていますが、デジタルの中身には無関心で今まできてしまいました (^^;

大昔、ネオパンFやSSでライカのレンズで撮影し、モノクロ印画紙に焼き付けて胸から上のポートレートでも髪の毛がコントラストはかなり低くなるものの1本1本見えたかのような写真に見とれていました。(本当に見えていたのか今考えると?ですが、当時は見えているような気がしていました)、引き伸ばしレンズにライツのエルマー 3.5/50mm レンズを使った時は熱でレンズがダメになると怒られた記憶があります。

そんなレンズ性能を過大評価し美化されたモノクロフィルム(当時カラーネガフィルムは粒子が粗くとんでもないひどさでした)の記憶が未だに尾を引いています。

そんな記憶があるので、髪の毛1本の太さと画素数から考えると今の 35mm 版のデジカメでは胸から上のポートレートでは分解能のから考え髪の毛1本1本は分からないのでは、との思いがあります。

しかし、一方で takebeat さんのおっしゃるデジタルはすでに銀塩を超えているということも良く分かります。個人用の絵ハガキ印刷のデジタル入稿を2001年から開始していますが(それ以前は 6x6ポジ入稿でした)、当初は6x6のポジを5000円くらいかけてデーター化してもらいデジタル処理をしていました。しかし、D70を買ってからは、600万画素のデーターをトリミングして十二分に美しい写真に仕上がり、ハガキ印刷なら間違いなく35mmポジ入稿と同等のクオリティになりました。プリンター出力なら、やはりD70のデーターでB2程度でもびっくりする位美しい仕上がりになります。これは印刷で出すには6x7、6x9でないと出なかったに違いないと思うようなこともありますので、観賞用のプリント出力を考えるとまさに takebeat さんのお考えの通りだと思います。

今、中古の EOS 5D を購入する手配をしています(5D2 でないのがちょっとですが・・・)。これが来れば、レンズを変えて違いが分かるのか、などの撮影をしていろいろ体験してみたいと思っています。Lマウントのズミクロンレンズはマイクロフォーサーズで使えるとは聞いているのですが、50mmレンズが100mm相当になってしまうのでは、イメージサークルの小さい新設計のレンズにかなわないと思うので夢が壊れそうで絶対にやるまいと思っています (^^;

デジタルについては、またいろいろ教えてください。少しづつネットでググッて勉強はしているのですが・・・。


下のコメントの補完は、補間ですね m(_ _)m

Posted by: イルミナム | August 27, 2009 at 23:38

イルミナムさんの写真の記事を読むと写真については私が口を挟むまでもない方であるのは分かるのですが、
時々、あれ?と思うようなことが書かれているのはデジタルが咬んだ話の時なんですね(^_^;)

私の場合写真を撮ると言うよりモノクロ写真の自家現像が楽しくて、その後自家現のカラー化に挫折しましたが、YHPのカラーインクジェットプリンタが10万円弱で買える時代になった頃からパソコンで写真を扱い始めました。Windows3.0の時代ですね。

デジカメも100万画素を超えた時点でなんとか最低ラインを超えたと感じ徐々にデジカメにはまっていきました。

というわけで撮影技術の方はさっぱりですが、デジタル画像方面は一応必要最低限の所は全部抑えていると思っています。

インクジェットプリンタではEPSONの誤差拡散技術は銀塩の不規則な粒子の再現にも似て家庭での写真プリントの発展に非常に大きな役割を持ったと思っています。

それまでカラープリントと言えば商業印刷に代表するいかにデータに忠実な印刷が当たり前の時代に、

誤差拡散というデータにない偽データを作ってなおかつ逆にそれが自然に見えるという革新的な技術でしたから。

Posted by: takebeat | August 27, 2009 at 12:59

おぉ、takebeat さん、こんばんは。

詳しいご説明ありがとうございました。デジタル勉強中なのでいつもとても勉強になります。ありがとうございます。

私は、と言えば オールドライカのLマウントズミクロン50mmがレンズ中央部で解像度250本/mm以上というレンズを持っているので、時間が経過した今、その性能が出るかどうかは別として、それが生かせるフルサイズのカメラが有ったらいなぁ、という感情的、かつほとんど感傷的なデジカメへの希望になっています。

しかし、出力画面のピクセル数と撮像素子の画素数が似ているのでついつい撮像素子1個が写真の1ピクセルに相当するような印象があり、私もついつい間違ってしまうのですが、実際の撮像素子は一般的にはRGBGとなるので(SONYで4色が有ったような気がしますが・・・)、カメラのソフト側で補完して出力画像を作っているのでしょうね・・・この辺も勉強しようと思っています。そう考えるとデジカメの写真はレンズで作られるのではなく、ボディ側のソフトで作られる部分も無視できないのだろう・・・などと妄想してしまいます。

お時間が有るようでしたら、またいろいろ教ええてください (^^)

Posted by: イルミナム | August 26, 2009 at 21:48

bolgの方拝見しました、

ノイズが乗るのはピッチの差(つまり画素と画素の間隔)ではなく画素サイズが小さくて一個の画素が蓄えることの出来る電荷が少ないからですね、

電荷が少ないと例えば100個の電荷を蓄えることの出来る画素と10個の電荷しか蓄えることの出来ない画素ではダイナミックレンジの差は10倍になります。(あくまでも例です)

問題はダイナミックレンジだけではなく、
例えばCCDやCMOSは画素毎に感度が微妙に違うのでダイナミックレンジの上と下を切って画素毎の感度の違いを揃える必要があります。

その時に蓄えることの出来る電荷が今のコンパクトデジカメの小さな画素では非常に少なくて下限、つまりシャドーの切りつめが出来なくてノイズまで画像と処理するしか無い現実にぶち当たっています。

したがってシャドー部はノイズまみれで再現するか、ノイズリダクションで綺麗にするかという事になっています。

で、CANONのCMOS
これは実は驚きで、
本来CMOSは画素毎のノイズレベル(感度)のばらつきがCCDなんて目じゃないくらい酷いので、シャドー部の切りつめが問題になるのですが、
CANONの一眼レフ用のCMOSはCMOS自身に感度のばらつきを揃えるための機能を内包しています。
CANONだけがノイズに関して他社に一歩も二歩もリードしているのはこれがあるからですね。

あと銀塩では解像力に限界がないというのは良く聞きますが、悪く言えばどこまでも曖昧ですね(^_^;)
その辺の私の意見はこちらにありますのでよろしければ見て頂ければと(^_^;)
http://takebeat.sytes.net:591/FMPro?-db=blog.fmj&-Format=main.htm&-Lay=all&sn=63290143570&-find

Posted by: | August 26, 2009 at 11:57

ひまぱのぱ さん、こんばんは。

こんなことをしているので、再び写真・カメラ熱が上がって来てしまいました (^^;

デジカメを使ったいろいろな実験撮影をしてデジカメの差や特性を実感してみたり、情報を集めたりともっと勉強していろいろなカメラを上手く使いこなしたいと思います。

Posted by: イルミナム | August 23, 2009 at 21:55

こんばんは。
600万画素と1000万画素ですが、さすがにD70の描写の方が良いですね。
一眼とコンパクトですから、LX3の分が悪いというのは当然ですが、画質は画素数だけでは決まらないということが良く分ります。
一方、LX3はコンパクトとしては、良くがんばっていると言えますね。

>・・・手抜きですが
今回も十分綺麗ですが、本格的なLeica R4のブツ撮りを楽しみにしています。

Posted by: ひまぱのぱ(p.himapa) | August 23, 2009 at 21:32

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