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July 27, 2008

夏の工作 スピーカーBOX

先日秋葉原へ行ったとき、K 無線さんになんと限定品でかなり前(1年半前か)に完売した 8cm スピーカー MG850 が売っていたので思わず衝動買いしてしまいました。

 
そんな訳で、まだ夏休みではないのですが、夏休みに作るような工作でスピーカーBOX(エンクロージャー)を荒くれMODしました。

 
MG850 は、以前工作しそのまま放置状態の FE88ES-R と同じ大きさで、8cm の Box の穴には 少し大きく 10cm の Box の穴には少し小さいため、市販のエンクロージャーはそのままでは微妙に使えません。

 
このため、今回はベースに市販の 10cm 用のエンクロージャー(Fostex E102B)を使い、穴を少し小さくするための穴径変換アダプターを東急ハンズさんで板(メープルの積層板)をカットしてもらい作ってみました。

 
また、コード用のターミナルも E102B は太いコードが入らないようなチープなモノだったので、豪華な金メッキのねじ込み端子(バナナ穴付き)に交換することにしました。これも元のターミナルの穴が小さいので大きな穴にするための変換アダプターを用意しました。

 

 

写真左:今回用意した部材。 写真右:ターミナル 左:E102B 付属品 右:K 無線で 2個 1,000円のターミナル

 
アダプター板は木工用ボンドで貼り付け、その後木ネジで固定しました。本来なら接着後の固定を木ネジで行うベキですが、諸般の都合で接着乾燥後に木ネジ固定をしています (^^;

 

 

写真左:梅酒用の瓶を重しにしてアダプター板を E102B に接着しているところ。 写真右:木ネジ固定用の位置決め中

 
バスレフポートがアダプターで長くなってしまうため、そのままだと約5~10Hz Fd が下がってしまうため、Rを付けてポート長の延長を最小限に抑えることにしました。カットした板の状態で木工用ヤスリで荒削りし、接着後に100番の紙ヤスリで仕上げをしました。

 
前面のアダプター板の端面は大きなトリム加工をしたかったのですが、東急ハンズさんでは 6mm のトリムが最大だったため、板厚は 18mm ですが、ちょっとだけの R6 仕上げで我慢しました。本当はここがかなり重要なポイントで R18 が取れると音にも良い影響が有るハズですが、手作業で綺麗に出来る自信もないので R6 のままにしています。

 

 

写真左:バスレフポート穴周囲のペーペーがけ。 写真右:木ネジ前の状態

 
表面は一応汚れがこびりつくとイヤなので前面のアダプターのみクリヤーラッカーを吹いています。

 
ターミナルの配線は銀入りのハンダでスピーカーとの接続は、本当はこの銀入りハンダが良いのですが、FE88ES-R との交換なども考え、差し込み端子を使っています。ここでの接触抵抗が大きくなりそうですが、この先いろいろ出来る余裕を残しました。

 
ターミナルとスピーカーを付属の木ネジで固定して完成です。

 

写真左:ターミナル。 写真右:完成状態

 
何とか荒くれMODが完成したので、早速試聴と行きたかったのですが、接続するソース側がありません。以前の FE88ES-R の時は、しまってあるセパレートアンプをわざわざ出してきて鳴らしたのですが、今回は少々面倒なのと今後のコトを考えて、メインのオーディオシステムのパワーアンプからもう一組スピーカーをつなげるように配線を追加しました。

 
やっと、試聴です。

 
今回のスピーカー製作は、総額で5万円を超えているのですが、さすがに 8cm なので期待度はかなり低いものでした。しかし、条件によってはかなり面白いことが分かりました。

 
音出ししてみるとなかなか良いです。音の立ち上がりが早く、広がりが良く、分離が良く、定位も良く、バランスの良い音です。ただし重低音は皆無です。流石に娘は「ウオークマンの音みたいだ」と言い切りました。ちょうどヘッドホンで聞くような音なのです。

 
重低音が無いため、空気の動く感がありません。これは 8cm では不可能で無いものねだりになってしまいます。そこで、今回はこれを予想してのメインのオーディオシステムにこのスピーカーをつないでいたので、早速いつも使っている 90Hz 以下を受け持つサブウーハーを入れました。これで重低音がカバーされるので、かなり条件が改善できました。

 
改めて試聴するとまだエージングをして無いのでちょっとだけヒステリックな音が出ることがありますが、とても 8cm とは思えない音の広がりと分離の良さで、かなり驚きました。8cm のスピ-カーとしてはパーフェクトではないかと思います。また、音質は私の好きなビンテージの JBL と同質の音がします。

 
また、今回はスピーカースタンドも無くイスの上に置いての試聴のため、かなり条件が悪いです。固いスタンドを用意しそこに置くとさらにハッキリした音になりそうです。

 
最後に、未完成の FE88ES-R や、20年ほど前に作ったコーラル(現フォステクス)のアルニコ磁石の 10cm フルレンジスピーカー 4A-70 とも比較しましたが、FE88ES-R が未完成ということもあり FE88ES-R とは次元の違う音で、また 4A-70 も音は美しいのですが、音の広がりは圧倒的に MG850 の方が優れていると感じました。

 
今回の工作は大成功でした。

 
 
 
コーラル 10cm と並べて:


 
 
 
 
 
 
 
 

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Comments

カトキチさん、こんばんは。

今回は、大正解でした。次はこのスピーカーのスタンドを作る予定です。しかし、この程度の大きさでも置場が・・・ (^^;

Posted by: イルミナム | July 28, 2008 at 23:33

うえぇ~、MG850売ってたんですか・・・
小さいフルレンジはハイエンド臭いものが少ない中で、
MG850は何か凄そうで欲しかったんですよね。
スピーカー作ってみようと思った時は既に売り切れで、
オークションでも凄い値段になってますね。
私は2Lの箱でそこそこの低音まで出るウッドコーンで
テキトーに満足しちゃいました。
深みにはまると際限が無さそうなので、かえって良かったかも。^^;

Posted by: カトキチ | July 28, 2008 at 00:22

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