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March 25, 2007

スーパーファイヤー SF-101 復活作戦

本来なら新型のスーパーファイヤーXを買ってレビューをしたいところですが、諸般の事情により出来ないでいるので、その代わりに SF-101 を復活作戦と名付け「荒くれMOD」することにしました。

  参考: オリジナルの SF-101 のレビュー

電池を Li-Ion 仕様にすることも考えられるのですが、先ずは簡単にできそうな LED 交換をすることにしました。

先ずは、LED に Cree XR-E スター を使うか SSC P4 エミッタを使うかを決めるためヘッドを外してリフレクターに SSC P4 と Cree をあてて見ました。SF-101 に使っている LED は Luxeon LD (Low Dome) なので 発光体の位置が奥まっているため、もしかしたら Cree の方がリフレクターと上手く合うかもしれないとも思ったのですが、・・・。

写真が無くてすいません m(_ _)m ・・・ Cree では正面から見た時、黄色い蛍光体の反射が見えません。一方の SSC は全体に薄いものの、オリジナルの Luxeon LD の場合リフレクター中央部分では蛍光体の反射が無いのでそれと比較するとかなり綺麗なスポットになりそうなことが予想できました。

その結果 SSC P4 がかなり上手くマッチしそうなので、SSC P4 明るさ U ランクエミッタに交換することにしました。

持っている SSC P4 がエミッタータイプのためスター基板が必要で、先ずはスター基板をきれいに残してエミッタを取り外すことにしました。いつもエミッタの取り外しの時はスター基板をペンチ2個で挟んで折って外すのですが、今回はスター基板を綺麗に残さなくてはいけないのでエミッタが壊れることを覚悟で外したのですが、予想どおりスラグ+発光体が残ってその他の部分が抜けてしまいました。結局スラグをニッパで何度もつまんで取り外しました。

 
3年半まえのライト SF-101 に付いていたランクは NX0K で色はニュートラルな白色ではあるものの、明るさランクが N ランクです。この N ランクというのは 350mA 時に 18.1 ~ 23.5 ルーメンです。一方、今回交換した SSC P4 明るさ U ランクは 350mA 時に 91.0 ~ 118.5 ルーメンなので単純に定格電流で明るさを比較すると4~5倍明るさです。このため、LED 交換により明るさがかなり期待できそうです。

 

 


写真左:荒くれMOD前のヘッド部分。 写真右:ナットを使って分解したところ。

 

SF-101 の放熱経路は、スター基板 → 金属板 → 六角穴のネジ(外周) → 本体 となっています。しかし、下の左側の写真で分かるようにスター基板は薄い金属板に接触しているだけなので放熱が十分とは思えないため、今回はセラミックグリスを付けました。なお、LED とスター基板とは間違いない絶縁のために熱伝導両面テープを使いました。

 

 

写真左:スターの様子。 写真右:スターに SSC P4 を付けたところ。

 

SF-101 への SSC はとても相性が良く、高さなどを全く調整不要です。またリフレクターが樹脂製のため LED 端子がリフレクターに触れてもショートすることはありません。

 

 

写真左:SSC とリフレクターの様子。 写真右:むしり取った Luxeon の残骸。


 
 
 
■ ビームショット

 ● 単四電池 3本(Ni-MH)

オリジナルの SF-101 のビームショョットはリング状の筋が幾つか出るものであまり綺麗な光の拡散ではありませんでした。しかし、SSC P4 は中心部分の色が少し黄ばみ系ではあるものの、綺麗なサークルとなります。

 

 

写真左:ビームショット。 写真右:同 20段階表示

 

写真左:260スケール 3Dグラフ

 
 
 
 
 
■ データ:中央照度 ( lx/50cm )と イルミナムインデクス


 単四電池 3本(Ni-MH)  9,200 lx/50cm 709,520
(参考)   
 オリジナル(アルカリ)  2,161 lx/50cm 172,147

 
いずれのデータも、オリジナルと比較して4倍以上の結果となりました。
 
 
 
■ まとめ

今回の「荒くれMOD」は、作業を始めてしまえば30分位で出来るとてもお手軽なモノでした。リフレクターが大きくスポットが強い傾向があるので近距離での用途にはそれほど使いやすい訳ではありませんが、明るくなった分遠方照射はかなり強力となりまた全体の明るさが上がったための周辺光も出てきて予想以上に具合が良く仕上がりました。

 
今回はかなりお手軽に現代版LEDライトに変身出来たので、この作戦は大成功という自画自賛状態となりました。

 
 
 
 
 
 
 
 

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March 18, 2007

壱式 ビッグブラザー アップグレードモジュール

カトキチさんの壱式用 SSC P4 アップグレードモジュールをUPしたのに引き続き、1月に注文していた ARCmania さんの KI-B (通称 デカ壱)のアップグレードが到着しましたので、KI-B に組み込んでデータを取ってみました。
 
この KI-B はランタイム重視型の昇降圧電子回路と単三電池1本、CR123 1本、同2本用の3種類のボディが付属しています。このため今回は、単三型 Ni-MH 電池1本と、CR123(3V) 1本、Li-Ion 電池の RCR123 2本(約 8V)でデータを取ってみました。

 
オリジナルの KI-B はこちらです → → ついに到着 壱式ビッグブラザー  ついに到着 壱式ビッグブラザー 2

 

 


写真左:壱式 ビックブラザー (KI-B) + CR123 1本ボディ 外観。 写真右:同 斜め上より


 
 
 
■ ビームショット

 ● 単三電池 1本(Ni-MH)

 

写真左:ビームショット。 写真右:同 20段階表示

 

写真左:260スケール 3Dグラフ

 
 
 ● CR123 1本

 

写真左:ビームショット。 写真右:同 20段階表示

 

写真左:260スケール 3Dグラフ

 
 
 ● RCR123 2本

 

写真左:ビームショット。 写真右:同 20段階表示

 

写真左:260スケール 3Dグラフ

 
 
 
■ データ:中央照度 ( lx/50cm )と イルミナムインデクス


 単三 1本 (Ni-MH)  2,551 lx/50cm 383,004
 CR123 1本  5,540 lx/50cm  890,368
 RCR123 2本  5,270 lx/50cm  822,104

 
 
 
■ まとめ

今回の Cree 版アップグレードモジュールは、単三電池1本ではそれほど大きな明るさUPは有りませんでしたが、3V、8V電源では明るさで65%UPと先ずまずの結果でした。
 
また、このモジュールは開口径が小さくなっているため、周囲への拡散が少ないため Cree や SSC P4 のような光タップリという感覚はあまり有りませんでした。


 
 
 
 
 
 
 
 

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March 11, 2007

壱式 アップグレードモジュール 2 (製品版)

カトキチさんの壱式用 SSC P4 アップグレードモジュールの製品版を購入しました。ちょっと時間が経ってしまいましたが、壱式 V3.1 に組み込みました。
 

 


写真左:壱式 V3.1 外観。 写真右:同 正面より


 
 
 
■ ビームショットとデータ。

 

写真左:ビームショット。 写真右:同 20段階表示

 

写真左:260スケール 3Dグラフ

 
 
 
 ●データ:中央照度 ( lx/50cm )と イルミナムインデクス

・CR2 リチウム電池

 ・壱式 V3.1 w/SSC 製品版  4,480 lx/50cm 1,084,368
   
 (参考)  
 ・KI-LE w/SSC 評価版  3,388 lx/50cm  968,320
 ・壱式 Ver.6  3,716 lx/50cm  640,444
 ・KI-SA  2,703 lx/50cm  513,276
 ・KI-LE  2,552 lx/50cm  475,888
 ・KI-T   3,407 lx/50cm  690,492
 ・壱式 V3.1  2,815 lx/50cm  474,672

 
 
 
■ まとめ

壱式アップグレードモジュールの製品版は大したモノです。評価版よりさらに明るく少々驚きました。

もう、データを見るだけで語る言葉がありません (^^;


 
 
 
 
 
 
 
 

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March 04, 2007

Miller Mods の世界 2

プロライトジャパン(PLJ)さん のご好意で、Miller Mods ARC AAA Cree モデルをお借りしました。今回は、0.75W 仕様、1.25W 仕様の2本です。

なお、PLJさんでの販売は、2007年2月以降 1W 仕様、1.25W 仕様、1.5W 仕様の3本が販売されました。

今回は、販売していない 0.75W 仕様と 1.25W 仕様のテストさせて頂きました。


 

写真左:今回のライト2種です。袋から出してしまうと出力の区別が付かなくなるため、1つづつしか袋から出さずにデータ取りをしました。このため、袋入りでの写真です。 写真右:単体の外観と今回使ったリチウム電池です。


通常の ARC AAA のリフレクターの雰囲気よりかなり奥深い研磨がなされている様に見えます。Cree のエミッタを前に出せない代わりにリフレクターの焦点が奥まるように研磨したものと推測できます。

写真:Cree の入っている様子です。

 
 
 
■ Miller Mods ARC AAA Cree 0.75W 仕様 ビームショットとデータ(電池は単四型 1.5V リチウム電池です)。

 

写真左:Miller Mods ARC AAA Cree 0.75W High mode ビームショット、 写真右:同 20段階表示

 

 

写真左:Miller Mods ARC AAA Cree 0.75W Low mode ビームショット、 写真右:同 20段階表示

 

 

写真左:Miller Mods ARC AAA Cree 0.75W High mode 3Dグラフ、 写真右:同 Low mode 3Dグラフ

 
 ●データ:中央照度 ( lx/50cm )と イルミナムインデクス

・リチウム電池

 ・High Mode  1,199 lx/50cm、  726,572
 ・Low Mode   325 lx/50cm、  190,196
 
 
 


■ Miller Mods ARC AAA Cree 1.25W 仕様 ビームショットとデータ(電池は単四型 1.5V リチウム電池です)。

 

写真左:Miller Mods ARC AAA Cree 1.25W High mode ビームショット、 写真右:同 20段階表示

 

 

写真左:Miller Mods ARC AAA Cree 1.25W Low mode ビームショット、 写真右:同 20段階表示

 

 

写真左:Miller Mods ARC AAA Cree 1.25W High mode 3Dグラフ、 写真右:同 Low mode 3Dグラフ

 
 ●データ:中央照度 ( lx/50cm )と イルミナムインデクス

・リチウム電池

 ・High Mode  1,674 lx/50cm、 1,069,870
 ・Low Mode   308 lx/50cm、  176,032
 
 
 


■ まとめ

今回は、 プロライトジャパン(PLJ)さん のご好意で Cree XR-E 仕様の Miller Mods ARC AAA をお借りでき、データを取らせて頂きました。ありがとうございました。

中央照度(lx/50cm)とイルミナムインデクス
 
1.25W
 ・High Mode  1,674 lx/50cm、 1,069,870
 ・Low Mode   308 lx/50cm、  176,032

0.75W
 ・High Mode  1,199 lx/50cm、  726,572
 ・Low Mode   325 lx/50cm、  190,196

 
 
このライトは明るさを求めるというより、魅力的な ARC AAA ボディで Fenix L0D CE Max モード並みの明るさが得られます。デザイン的には ARC AAA の素朴で味のある形から現代的な明るが発せられるという驚きのギャップが魅力だとも思われます。

ARC AAA の Miller Mods の世界は本当の意味で趣味の世界だと感じる逸品だと思いました。

 
 
 
 
 
 
 
 

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