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October 22, 2006

砲弾型 LED ライト見直し 大作戦 番外編 その15 SMJLED 5

先週に引き続き SMJLED を使った“荒くれMOD”です。

今回のベースとなるライトは、http://www.arcflashlight.com/ の http://www.arcflashlight.com/accessories.shtml で Arc-AAA replacement battery tube と Arc-AAA empty head が買えることが分ったので、早速購入してみました。

また使用する部品は、サンドイッチショップの SMJLED ( Super MJ LED (4-die) - Cutdown )と最近入手がとても難しくなっている MJ Microconvertor を使いました。この Microconvertor は以前サンドイッチショップで買って使うチャンスを待っていたもので、今回は New ARC AAA の空のヘッドに組込みのには具合が良さそうに考えました。

SMJLED は、カットダウン品を使うか、アンカット品を使うかをちょっと迷ったのですが、事前に LED を差し込んで見ると 蛍光体の反射が ARC AAA のほぼ飾のようなリフレクターに映るので今回は面白さを狙ってカットダウン品を使ってみました。

Microconvertor を使うので、電池は単四のアルカリもしくは、ニッケル水素電池を使います。


 
■ 工作

SMJLED は日亜製 5mmLED より少し太いので日亜製を前提とした ARC AAA のヘッドには SMJLED は太くて入りません。このため、写真のように SMJLED の側面をヤスリで削りました。ARC AAA のヘッド部分はリフレクター部分も含めて全く加工をしないで使いました。

 

写真左:部品としての ARC AAA ヘッドとボディ 、写真右:SMJLED 左側は側面を削ったもの(右は加工前)。


 
SMJLED は下の写真左のように Microconvertor にハンダ付けしました。その状態で、テープでガイドにし、そこにエポキシを流し込み円筒状に硬化させました。

その後、下の写真右のようにヘッドに入るようにヤスリで削りました。今回は、LED リード線を直接 Microconvertor にハンダ付けしましたが、LED のリード線が入るソケットを埋め込み LED を交換して使う方法もあります。

 

写真左:リード形状とハンダ付けの様子、写真右:エポキシを削った様子。


 
ボディアースは、写真のように外周のアース部分に切った LED のリード線の残りを基板の側面を削った凹みにハンダ付けしました。また、念のためリードは内部でも接触するように写真のように取り回しました。

 

写真左:アース線のハンダ付け部分、写真右:リード線の取り回し状況。


 
仕上げたモジュールをヘッドに差込と、LED を前面から押さないと抜けないので、このままはめ込んだだけにしました。

150mA 近く流れるハズなので、放熱の意味ではモジュールとヘッドの隙間は断熱空気層となるのでセラミックグリスなどを充填すると良いのですが、少しは接触する部分があるので熱も少しは逃げると思い、当分このまま使って見ることにしました(連続点灯するような使い方もしないと思います)。

なお、アースリードがあまり上手く加工出来ず、ちょっと浮き気味となってしまいました(^^;


 

写真左:モジュールを押し込んだところ、写真右:LED の位置(リフレクターへの蛍光体の反射の様子)。


 
このままヘッドをボディに入れて完成です。クッション材は以前 Silver さんに頂いたクッションを貼り付ける予定です。

  

写真左:完成の状態、写真右:点灯状態。


 
 
■ データ:

中央照度:
アルカリ    89 lx/50cm
ニッケル水素  94 lx/50cm

 
イルミナムインデクス:
アルカリ    216,595
ニッケル水素  189,813

 

写真:アルカリ

 

 

写真:ニッケル水素

 
■ 試してみて・・・

配光がワイドなので中央照度は今時のライトと比べるとかなり低い数値ですが、暗い部屋の中やクルマの周辺や足元を照らすには十分でキーライトとは比べられないパワーがあります。

Fenix L0P など中央照度の高い配光パタンとは一味違い、暗く狭い場所で広い視界を確保出来るというメリットがあり、明るさは遥かに及ばないものの Miller Mods の ARC AAA に通じるところがあります。

なお、ほぼ飾のようなリフレクターを鏡面研磨すると少しは集光するような気もしますが、パッと見をオリジナルにしておきたいこともあるので、リフレクター研磨はしないつもりです。

そんな訳で、集光はしないものの 5mmLED 1発とは思えないワイド配光のパワーが有り、今回も大成功・・・と思っていた矢先、リオさんのブログ「ちまちまいぢり。」を拝見したところ

> LED裏側に蓄光材、は、お約束ですね。

と書いてあるではありませんか(^^;

早速バラしてルミノーバシートを挟もうとしたのですがシートを挟む隙間が無く断念しました。そこで、秘蔵のグローパウダーをエポキシ接着剤に混ぜて SMJLED 周辺に盛り付けたものの・・・

  

写真左:盛り付け状態、写真右:点灯直後状態(かなり僅かな光であっという間に消えてしまいます)。


 
“蓄光材、ケチって付ければ光らない”

この辺で・・・・、お後が宜しいようで・・・(^^;

 
 
 
 
 

イルミナムのページ

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Comments

じつはマイクロも持っていて明るさや照射パターンは気に入っているのですがちょっと大きくて・・・
贅沢ですね(^_^;)

仕事で使っていて最近では夕方6時から夜9時頃までほとんど点けっぱなしで腰にぶら下げているので4時間くらいは明るくいて欲しいのです、

FENIX E1用のコリメータレンズがあってリフレクタと簡単に交換できればそれが一番いいような気がするのですが見あたりませんね。

とすれば、アンカットのSMJLEDを使えば砲弾の先端でそれなりに集光させて砲弾の脇から漏れる光は飾りのようなリフレクタで周辺光に生かす方法が最善なのかな・・・

Posted by: takebeat | March 17, 2007 at 22:47

takebeat さん、こんにちは。

> 「砲弾型 LED ライト見直し 大作戦」はその後いかがでしょうか?

うぅ・・・、痛いところを突かれたような・・・(^^;

1AAA の 5mmLED と言えば LEDLenzar のVスクエアマイクロですが、これは L0x シリーズのような細さ長さではありませんね。


> そこで1W前後のLEDを使う場合リフではなくコリメーター
> やムーンレンズの1AAAライトがあればと思うのですがその
> ようなライトをご存じではないでしょうか?
>
> 新発売のGENTOS PENCLIP-SLIM EN-041Rも購入予定で
> はいるのですが、出来ればL0シリーズの用に全体が細い
> ライトを探しています、

そんな訳で、私はノーアイデアですが、このブログをご覧の方でアドバイスを頂けるとうれしいです。

Posted by: イルミナム | March 17, 2007 at 11:46

イルミナムさんこんにちは、
「砲弾型 LED ライト見直し 大作戦」はその後いかがでしょうか?

携帯用ライトとして1AAAでしかもヘッドの細いライトを持ち歩いているのですが、例えばL0シリーズやDOP-013BKはリフレクタの前面投影面積が狭すぎてうまく集光出来ないために明るくするはLEDパワーに頼らなければいけないため効率が悪く明るさの割にはランタイムが稼げません、

そこで1W前後のLEDを使う場合リフではなくコリメーターやムーンレンズの1AAAライトがあればと思うのですがそのようなライトをご存じではないでしょうか?

新発売のGENTOS PENCLIP-SLIM EN-041Rも購入予定ではいるのですが、出来ればL0シリーズの用に全体が細いライトを探しています、

そんなこともあって1AAAの場合LED自体が集光レンズも兼ねている5mm砲弾型LEDを使った物が明るさとランタイムのバランスが良いので結局ここに戻るのかなぁ・・・なんて思ったりしていますが。

Posted by: takebeat | March 17, 2007 at 10:31

リオさん、こんばんは。

周囲のカシメで接点導通は全く考えていませんでした。コメントにあるヘッドの端部(カシめる部分)にミゾ切りをしてそこに基板周囲のマイナス部分からリードを伸ばして喰いつかせる方法が良さそうですね。電池を締め込めばマイナス側もしっかり接触しそうです。

また、私は LED の切った余分のリードを使いましたが、カトキチさんのモジュールで使っているような薄い銅箔 http://www.illuminum-led.com/item/e1ektsp/e1ektsp-st.jpg (モジュール上に銅色のベロのような接点)を使う方法も良いかもしれませんね。

Posted by: イルミナム | October 28, 2006 at 19:24

こんばんは。

私のほうの工作は、blogのとおりの「裏話」アリで。。。
Arc AAA、組み上げました。拙blogにて度々、お名前を
断りなく掲載させて戴きましたm(_ _)m すみません。
TBのやり方とか、今一歩理解していませんm(_ _)m

結局、LED~コンバータ間は線で繋ぎ、-線のすぐ横の
基盤に溝を入れて、-線をそのままGNDにしてみました。
今のところ、うまく作動しています。

Posted by: リオ | October 28, 2006 at 00:11

リオ さん、こんばんは。

確かに良いLEDは入手難ですよね。かつての MJLED のような 低Vf のLEDはなかなか個人では手にはいりませんね。サンドイッチショップのカット、アンカットの SMJLED もVf は 3.4V@100mA 位とちっとも低くないので逆に Luxeon I の Vf H ランク品の方が明るく光るかもしれません。

また、ARC AAA の方は xiqy さんの小さな基板も少し長く上手く入りそうもありません。ROF-CV03 を削っても大きすぎると思います。ARC AAA の LED 穴を削るご予定ならここは思い切ってマイクロコンバータ+Vf H ランクの Luxeon I でしょうか(^^:

Posted by: イルミナム | October 26, 2006 at 21:50

こんばんは。

Arc AAAのほうは、未だ搭載方法で悩んでいます。
ユニットにするのでなく、非分解式になりそうです。
材料が貴重、と思うと、なかなか進めませんね(汗)。

一方、Fenix E0のノーマルコンバーターが、Vf違いで
出力が変わる、とwingさんにお教え戴いたので、
未加工S-MJLEDと組み合わせてみました。中心照度は
若干落ちますが、なかなか具合のいい手元灯になりました。
・・・とはいえ、未加工S-MJLEDの入手も難しいのです
よね・・・う~ん、もったいないです。いい素材なのに。

Posted by: リオ | October 26, 2006 at 01:05

リオさん、こんばんは。

似たような部品で同じボディとなるとどうしても同じような方法になってしまいますよね。

FLuPIC の単四サイズも買ったのですが、これは ARC AAA のスペースに入らず、基板の周囲を削っても IC リードがボディとショートしそうで、またLuxeon 使用となると ARC AAA 側をLED穴を含めて大幅に加工しないといけないので結局パスして秘蔵のマイクロコンバータを使ってしまいました(^^;

Posted by: イルミナム | October 23, 2006 at 22:04

こんばんは。TBありがとうございましたm(_ _)m

現在、私もイルミナムさんと全く同じ部品構成で、
Arc-AAAをイジろうとしているところなのですが、
S-MJLEDは樹脂を削ると金属部が露出しそうで、
ヘッド穴を削って入れようと思っています。
・・・ええと、正直、考えていた方法そのまま
だったので、違う方法で搭載してみたいな、と(笑)。

あうっ、「お約束」発言、失礼しましたm(_ _)m

Posted by: リオ | October 23, 2006 at 00:16

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