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July 31, 2005

MP3プレーヤーの性能とイヤホンの性能は・・・

SONYのMP3プレーヤーとパナソニックのイヤホーンの性能がどのようなモノかを何とか比較出来ないかと思って考えてみました。

私ももう歳なので、高音の聴力が落ちているので、聴感テストは最小限として、PCで出来るオーデオアナライザーで周波数特性を取っての比較をしてみました。

マイクで音を拾い、FFT(高速フーリエ変換 : Fast Fourier Transform)で周波数解析を行い比較してみようと言う訳です。FFTは、フリーソフトも有りますが私は、以下のHPの DSSF3 Light というソフトを使っています。

http://www.ymec.com/manual/ra/


周波数のデータを比較するため、今回は以下の順番でデータを見ていきます。

①プレーヤー比較の基準にするビンテージシステムの特性

②音源をCDプレーヤーのCDとそのCDからエンコードされたMP3プレーヤー
 の2つをビンテージシステムで鳴らした時の特性と聴感の違いについて
 
 これでCDをエンコードしたMP3プレーヤー( SONY NW-E507 )の性能を想像
 してみます。

③音源をMP3プレーヤーとしたイヤホーン特性
 
 NW-E507 付属品と Panasonic RP-HJE70-S の特性を見ます
 
 本当はエージング前のデータが有ったら良かったのですが50時間以上鳴らした
 あとのパナソニック RP-HJE70-S がどんな特性かをMP3プレーヤー付属のイヤ
 ホンと特性比較してみます。
 
 
なお、今回の実験はイルミナム個人の特殊な条件でのデータのためこの結果が正解(があったとして)に近いかどうかは不明です。

 
 
以下のデータの見方:
  ・赤い線が再生された楽曲などの演奏中に発生しているピーク値です。
  ・下のピンクの線がバックグラウンドノイズです。昨日は暑かったのでエアコンが
   フルに動いています。ほとんどがそのエアコンの音で、測定時間によってこのノ
   イズは多くなったり少なくなったりします。
  ・マイクはSONYの安価なコンデンサーマイクを使っていますが、ホワイトノイ
   ズがほぼ一定の値になるように補正しています。ただし、15KHz 以上は急激に感
   度が落ち補正しきれていません。このため、有効な範囲は 100Hz から 15KHz 程
   度
と見てください。
  ・マイクの位置で特に高音は大きく変わりますが、イヤホーン測定以外は全て同じ
   場所にマイクを設置しています。
  ・測定している音量は条件によって変わってしまうため、音圧レベルは各実験で異
   なります。

 
①プレーヤー比較の基準にするビンテージシステムの特性
 

  説明:
 PCから 20Hz から 20Khz の音を発生させてスイープさせ、ピークホール
 ドした各周波数の値を累積記録したものです。10KHz と13KHz あたりにピー
 クが2ヶ所ありますが、ツイーター(JBL 2402)とスーパーツイター(JBL
 2405)の2つがあるからです。
 
 このf特は 30dB も音圧の差があるためf特がフラットとはとても言えませ
 ん(部屋の特性も大きく影響しています)。また、JBLのスピーカーはい
 わゆるクセのある音で独特の音がします。この音はハイエンドスピーカーも
 共通で、JBLが鳴っていると直ぐに分かります。
 
 

②音源をCDプレーヤーのCDとそのCDからエンコードされたMP3プレー
 ヤーをソースとしてビンテージシステムを鳴らした時の特性の違いです。
 
 今回のCDは、Britny Spears の Toxic の3分間のf特です。

 

 説明:
 左:CDプレーヤー( marantz CD-16D )、右:MP3プレーヤー( SONY
 NW-E507 )です。
 MP3プレーヤーは、sound 設定をデフォルトの Bass +1 設定です。
 データ的にMP3を含めたエンコードによる高音のなくなる現象がハッキリ
 と分かります。また超低音は出ていませんが、CDの方での聴感で分かるよ
 うな低音ではありません。
 このため、低音は明らかにMP3プレーヤーの方が Bass +1 が効いて豊かに
 聴こえます。
 
 聴感上の違いは、 sound 設定を off とするとCD音源との差がほとんど分か
 らなくなります。幾分CDの方が分解の良い気がしますが実質上はほとんど差
 がないと思います(私は高音が聴こえ難いのと、ビンテージシステムが特にヌ
 ケの良い音ではないための2点で特に差が分かりにくいと思います)。

 
③音源をMP3プレーヤーとしたイヤホーン特性

 これはちょっと困った問題が出てしまいました。インナータイプは耳の中に差
 し込んで初めてバランスが良くなるのでは、という疑問が沸いてしまいました。
 もしかしたら上手く音を測定出来ていないかもしれません。

 一応、耳の中に入れたことを想定し、イヤホーンとマイクの間をクレラップで
 巻いて密封してみたのですが・・・。

 

 先ずテープで固定し、クレラップで巻いたあと再度テープ止めしました。
 

 

 説明:
 左:50時間以上エージングをした Panasonic RP-HJE70-S、右:MP3
 プレーヤー付属イヤホーン(10時間程度の使用)です。
 
 パナソニックは大きな山型の特性です。耳への差込方が違うとこの音圧感
 が変わるようでしっかり耳の奥まで差込とこの中高音の盛り上がりのため、
 高音のウルサイ感じが強く出ます。少し耳への差し込みを少なくすると耳
 から外れ易くなるもののかなりおとなしい音に聴こえます。
 この聴感での印象では、この特性はその通りかもしれないというものでし
 た。マイルドになった印象は耳への差込が足りないとそうなるようです。
 
 一方の SONY 付属品の方は、驚くほどフラットな特性で、10KHz 以上のピー
 クも聴感上では強さは感じません・・・耳のせいか(^^;。分解が良く
 ハキハキした音でかなり倍音の良く出るいわゆる良い音に感じます。

 
 

■ まとめ

CDをエンコードしていてもSONYのMP3プレーヤー( NW-E507 )はあなどりがたい優秀な音源であると感じました(私の耳には)。
 
イヤホーンは、インナータイプは外れ難い利点がありますが、音そのものはボタン型の方が良いように感じました。さらにインナータイプは歩きながら聴くと足音が響くなど聴く方の慣れも必要でまだ継続して使っていかないと良し悪しが分からないと思いました。

 
 
おまけ:
ソースによってf特がどのように違うかを参考までに示します。CDをソースとしたビンテージシステムでの再生音です。

下図 上段左:backstreetboys as long as you love me 楽曲全体、右:backstreetboys as long as you love me イントロ部分(合唱なし)
下段左:ハイドン 弦楽四重奏曲 皇帝、右:スパイロジャイラ モーニングダンス


 

 

 

バックストリートボーイズの as long as you love me のイントロ部分は、綺麗で静かな音なのですが、f特に音圧の山と谷の差が大きいギザギザが沢山でている状態でこれが倍音のようです。このように倍音がハッキリ分かる特性の音はとても気持ち良く(心地よく)聴こえます。

クラシックは案外高音がでていません。録音マイクが楽器から遠いと高音が減衰してしまうのでしょうね。

スパイロジャイラのようなフュージョンは打楽器の甲高い音が入っているので今回の測定マイクの検出限界付近でも結構な音を拾っています。

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July 30, 2005

なんとなくマイク風

MP3プレーヤーを買ったのでイヤホンーも今どきのものを使ってみようと思いました。

今どきと言ってもカッコよさげもので安物ではなさそうなものということで、いつものように全く考えなしにちょうど目についた Panasonic RP-HJE70-S というものを買ってみました。

これは、なんとなく今持っている SONY のマイクに似ているんです。

 

このイヤホーンはインナーイヤ型と言われているようですね。40年以上も昔の鉱石ラジオなんかに付いていたような耳にズボって差込むタイプなので、ちょっとはノスタルジックを感じても良いハズですが、ちっとも感じません。デザインが洗練されているためでしょうね。

音はエージングをすると良いそうなので50時間ほど結構大きな音で鳴らし続ける慣らし運転ならぬ“慣らし鳴らし(?)”をやってみました。この結果高音のシャカシャする感じはすっかりなくなり結構マイルドな感じになりました。もっともちょっと物足りない位にマイルドになりました・・・(^^;

しかし、音はちょっと表現が出来ないので、元オーデオマニアの経験からデータを取ってみることにしました。


(・・・続きます)

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なんとなく100円ライター

レビューを書きたいLEDライトもかなり溜まっているのですが、このところちょっと忙しいので今月初め気分転換に昔で言うMP3プレーヤー(今は何て呼んでるのか良く知りませんが・・・(^^; )を買いました。

本当はFMラジオにTV全チャンネル入るものが欲しかったのですがSONY好きの私としてはTVは3chまでのものでガマンということでSONYの NW-E507 を買ってみました。

しかし、外観が100円ライターに見えてしかたありません。


でも、面白いので毎日ちょこちょこと使っています。

しかし、典型的アナログ人間である私としては、直感的な操作が好きなのですが、こういった記憶して理解することを必要とする "どのボタンを押して次のステップへ進み・・・” といったネットワークのようなシーケンシャルは覚えるのに苦労します。

 
ジョグダイヤルはどこ行った!! >SONYさん

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July 24, 2005

砲弾型 LED ライト見直し 大作戦 その5

ほぼ一月ぶりの 砲弾型 LED ライト見直し 大作戦 です。

belyo さんより ebay ものの 30,000mcd 砲弾型 LED を送って頂いたので、そのデータを前回のグラフに追加して見ました。ここでの明るさは、照度計の数字ですが、前回同様照度計のセンサーに砲弾の先端をタッチさせるという暴挙ですのでデータの信頼性はあまり求めないでください。

今回も電流値と照度計のデータでのグラフです。データ測定日が変わったので、念のための日亜 b2U (都合で個体は違うものです)を再度測定し、ほぼ類似であることを確認しています。




注:このデータの信頼性は不明です。
また定格以上のオーバードライブをしています。

この結果からは、ebay の 30,000mcd は前回の 26,000mcd 品より実質的に暗いのではないか、と思われる結果となりました。

また、外観形状は、日亜 ≒ ebay 26,000mcd ≠ ebay 30,000mcd ≒ 秋月 & BestHongKong 25cd といった感じです。

次回は、これらの LED 外観のUP写真を撮って比べてみようかと思います。



■ まとめ

ebay 30,000mcd と ebay 26,000mcd では明らかに LED の種類が異なり、また 26,000mcd の方が明るいと思われることが分かりました。しかし、秋月、BestHongKong などと比較すると ebay 30,000mcd は明るく、むしろ ebay 26,000mcd が日亜のUランク同等というウルトラハイパフォーマンスだと考え、今回の 30,000mcd はそれなりに明るいと考えるベキではないかと考えます。



参考:
上記呼び名 = 品番 の関係です、:(xx度)は配光角(半値)を示します。

秋月 27cd = OSPW5111A-YZ
日亜 b2U = NSPW500CS(b2U) :(15度)
BestHK 25cd = BUWLC333W20/BA13
BestHK 10cd = BUWLC333W20/BA10
ISP 100mA = 5W3(24)CA-H :(25度)
belyo 26cd = ebay 26000mcd
belyo 30cd = ebay 30000mcd

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July 18, 2005

なんとなくポルシェ風

久しぶりに携帯電話を買いました。

先日会社のネットワークがウイルス騒動でダウンして、メール、インターネット全般が出来ない状況となりとても困り、その時は今もっているドコモ携帯(ムーバ)で久しぶりの9800bbs(実際は11kbbs位になっていたようですが)ナローバンド通信でなんとかしのぎました。こんなことが有ったので、ムーバでPCのインターネットはちょっとムリということを実感しました。以前はこれでも結構使えていたのですが・・・(^^;

このため、今後ごく稀にあるかもしれないネットワーク障害の非常用回線という意味と、たまの旅行や出張先で自分のノートPCを使い下りだけでも 384K で通信できる FOMA に買い換えることにしました。

SH を買うつもりでお店へ行ったのですが、実物を見ると SH901is は大きくてちょっと・・・とということで P を選びました。

 


何んとなくポルシェをイメージさせてくれるので、とても気に入ってしまいました。

通信の方も、1400円 とか 1780円の USB 接続コードを使うと FOMA 本体にモデム機能が入っているのですね、携帯電話に付属のソフトをインストールするだけで簡単に通信開始が出来ます。これでノートPCを使ってのメール位はそれほどストレスなしに使えるようになりました。

また、おさいふ機能も有るので早速登録してみました。しかし、クレジットカードでのチャージは登録に1週間くらいかかるそうで、まだお金がチャージ出来ていません。しかし使うところが有るのだろうか?、とちょっとまだ ?? です。

しかし、この FOMA にはオチが付いていました。

FOMA エリアはまだ狭く、ムーバで電波が十分に入るところでも「圏外」になってしまうことが分かりました。そんな訳で、月300円払って機種変する前の携帯を生かして切り替えて使うサービスに入りました。

これでエリア外の地域や都心の地下、高層フロアでの「圏外」があっても2台持って歩けば従来機に切り替えて使えるので安心です・・・ってなんか変です。

外出先でノートPCのメール受信能力を高めようと FOMA を買ったのですが、地方の出張先では「圏外」になる確率が高く、そんな時は従来の携帯に切り替えて使えると言われても・・・・、FOMA 可能エリアを早く拡大させてくださいドコモさん。

今回の言い訳:
娘の携帯をパケホーダイにしたいための FOMA 乗り換えに自分も安易に乗ったためのオチでした。何事も研究不足はいけない事が良く分かりました。

2005.7.30 edit
エリアが狭いという問題は、実際に使っているとそうでもないことが分かりました。しかし、都内の地下階段などでダメなことが有ったりとエリア内で盲点のような場所があるような感じです。

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July 17, 2005

LionCub

ついに LionCub が到着しました。

Illuminum のページにUPしました。

2005.7.18 AM edit: Illuminum のページに LionCub をUPしました。

2005.7.18 PM edit:2ヶ所の修正を整えました。以下の追加をしました。

Mr.Bulk 氏が Mr. Bulk Forum を立ち上げました。
http://mrbulk.darkgear.com/forum/index.php


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July 10, 2005

ちょっとパクリ

これぞイルミナム様ご愛用、究極の小型デジカメ用三脚であります!
なんの変哲もない、この卓上三脚の、いったいどこが究極なのでしょう・・・もちろん、
 
丈夫さが究極! なのであります。

なにせ機関銃の三脚を作っていると言われるメーカーのフランスはジッツオの小型三脚なのであります。ミリタリーファン垂涎の品なのです。

・・・と、98k さんのブログをパクり中です m(_ _)m

さて、この三脚は足が2段、センターポールも2段に伸び最大50cmまでの高さで撮影ができます。LED単体の写真などは、この小型三脚で撮影していますが、まさに卓上でとても具合良く使えます。

この三脚の欠点は、大型三脚のように三脚が開脚しないことなのですが、センターポールを逆さまに付けることでかなりのローアングル撮影が可能です。

ただしこの三脚は軽量のカメラでしか使えません。一眼レフは手持ちサポートをしないと重量バランスが崩れかなり不安定になります。そんな訳でデジカメには最適な三脚となりました。しかし、いつごろ買ったのだったか、全く覚えていない・・・・、ヨドバシカメラで買ったことは覚えているのですが・・・(^^;

・・・今週は週間LEDライトは休刊状態です。また、belyo さんから新たに送って頂いた ebay の 30万カンデラ 3万カンデラ 30カンデラ 5mmLEDのテスト結果をUP予定だったのですが、まとめが間に合いませんでした m(_ _)m


edit:2005.7.11 15:44 2度も間違ってしまいました。98k さんをパクったバチが当たったのでしょう・・・(^^; カトキチさん、ありがとう御座いました m(_ _)m

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July 03, 2005

たまには surefire

先日衝動買いしてしまった Surefire E2L です。

新型の KL1 が最初から付いている E2 Outdoorsman 仕様(クリップが長い)です。

新型の KL1 はスポットがキツイタイプなので遠方を照らすのに向いていますが、近距離は明るすぎるのと照射範囲が狭いため少々使いにくい配光です。

しかし、この KL1 にはミニマグや HDS 社の EDC-series 用の "Removeable Strong Diffuser for EDC-series flashlights" がそのまま装着できるため、今回はこの HDS 社のディフューザーを付けて使ってみようと思います。


今回は、写真をちょっとご紹介と言う事で・・・(^^;


 


照射パタン、画面の20段階表示のいずれも左がディフューザー付きです。

照度データ:
ディフューザー付き = 522 lx/50cm
ディフューザーなし = 4,520 lx/50cm

 

 


3Dグラフも左がディフューザー付きです。

イルミナムインデクス(勝手規格です):
ディフューザー付き = 437,276
ディフューザーなし = 394,498

なお、同じ光源を拡散させているディフューザー付きの方がイルミナムインデクスの大きい理由は不明です。カメラのCCDは光の入力に対しガンマ特性と言われる大きいデータを圧縮して表示する特性があるため、画面中でピークの高いデータは幾分イルミナムインデクスが小さく出るのですが、それにしても差が大きいので、時間が取れれば再度測定してみます

 

 

New KL1 に HDS のディフューザーを付けての印象は、ARC LSL と比較的似ています(ただし、KL1 + ディフューザーはピークが低く幅が広いです)。このため、結構近距離での実用性が高いライトとして使えそうです。

しかし、ディフューザーはこのままでは失くしそうですね・・・(^^;

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