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March 21, 2005

リチウムイオン電池の危険性について

このブログで、リチウムイオン(Li-ion)電池を取り上げていますが、扱いを誤ると大変危険ですので、情報を整理しておきたいと思います。


1.Li-ion の電池について

 1-1.充電について
  ・必ず専用の充電器で充電を行ってください。
  ・専用充電器の無い場合で、電池に保護回路の無い場合(通称 生セル)は、
   必ず「生セル対応」充電器を使用してください。
   http://www.illuminum-led.com/fl_020.html ・・・ご参照ください。

 1-2.電池について
  ・なるべく保護回路の入った電池(充電器付き)を使用してください。
   保護回路は、電池の過放電を防ぎ、受電時の安全性を高めています。
   LED ライトで使用できる代表例は、Pila ブランドや wolf-eyes ブランドです。
   Pila は、以下などで購入できます(海外通販で Paypal 使用です)。
   https://www.jsburlys.com/shop/
  ・Li-ion 電池は、原則としてフィラメントライトには使用しないでください。
   フィラメント電球は、点灯開始時にフィラメントの電気抵抗が1/10から
   1/20程度と大変に低く、Li-ion 電池で駆動すると点灯初期に大電流が流れ
   電球内部に致命的なダメージを起す可能性があります。LED ライトもしくは、
   Li-ion 電池とセットになったフィラメントバルブのみで使用してください。


2.Li-ion と LED 駆動について

 2-1.LEDと電池を直結(ダイレクトドライブ)する場合
  ・Li-ion 電池は、一般的に満充電時に約4.2Vとなります(電池単体で測定)。
   このため、一般的なLEDの駆動電圧(3.0Vから3.7V)を上回ること
   になり、LEDへの負担が大きくなります。LEDと電池を直結して光らせる
   場合は、十分に実験を行いLEDへの負担(LEDに流れる電流値)を確認し
   てください。

 2-2.電子回路がある場合
  ・降圧回路や昇降圧回路では、一般的に問題ありません。
  ・昇圧回路は、LEDの駆動電圧より高い電源電圧で使用したとき、回路にダメー
   ジを及ばす場合があります。使用している回路とLEDの駆動電圧を確認して
   安全性を確認してください。
   確認できない場合:昇圧回路付きで3W以下のLEDを駆動している場合は、避
   けた方が無難です。


今後、リチウムイオン電池を使用したLEDライトが増えると予想され、電池も単三形のリチウムイオン電池などが海外通販で購入できるようになって来ました。しかし、LEDの相性を含めて扱いが難しいので、安全性(危険性)やLEDの駆動電圧(Vf)を理解した上で使用することをお勧めします。

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