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February 27, 2005

ちょっと気になるLEDの光のお話

先月、現在多くのフラッシュライト(懐中電灯)に使われている白色LEDの発光のスペクトルをご紹介しましたが、ちょっと気になることがあるので書いて見ます。



現在の白色LEDは青の発光に黄色の蛍光体で白色を作っていますので、以前にもご紹介した上図の LSH_MOD のグラフのように発光しています。

一方、人間の目は色別に見える強さが違う(視感度と言われます)ので青や赤は見え難くなります。余談ですが、紫外線や赤外線は見えませんが、いきなりその波長の光が見えなくなるのではなくその波長に向かって徐々に見え難くなる結果として紫外線や赤外線が見えなくなるのだそうです。

上記 LSH_MOD のLEDスペクトルを人間の目で感じる強度に変えると下図の赤い線で示したようになります。(青い線が視感度です)



このグラフよりLEDからはかなり強い青の発光があるものの、目にはその青をあまり感じないことが分かります。

また、一方、継続的青色LED光 (460nm) の照射は網膜に障害を起し視覚障害をもたらす可能性があることが言われています。このため、白色LEDの光を直視しているとその青成分で知らぬ間に目に悪影響が有るかもしれないと知っておく必要がありそうです。

そんな訳で、ますますハイパワーとなって来たLEDライトの光は、目が眩まなければ白色LEDの光源を直視しても大丈夫とは考えずに、出来るだけ白色LEDの光は直視しない方が目には安全だと思われます。

私は、LEDライトの普及を個人的に応援していますが、その長所・短所を正しく知ることも大切だと思い今回記事にしてみました。

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Comments

ビギナーズラック さん、こんにちは。

君子危うきに近寄らずです(^^)

私のような年寄りはどちらにしても大した変化は無いかもしれませんが、将来あるお子さんには念のため直視を避けるように教える方が良いと思います。

Posted by: イルミナム | March 28, 2005 at 20:37

はじめまして。
ライトは子供と一緒に使うことがわりと多いので、目に悪いというのは僕にとって貴重な情報です。
勝手に見ているだけで申し訳ないですが、どうもありがとうございます。

Posted by: ビギナーズラック | March 28, 2005 at 08:54

G3さん、こんばんは。

亀レスです(^^;

青色はインジケーターで使うと綺麗ですが、ライトとして照らすと何となく見え方が変ですよね。

先日、ロイヤルブルーをペリカンM6に入れて照らしてみましたが、あまりに変なので直ぐにヤメました(^^;

Posted by: イルミナム | March 11, 2005 at 00:00

 キーホルダーに青色LEDライトをつけて、結構使う機会が多いです。
 G3は眼鏡かけていて、レンズにはUVカットコーティングしてあるからへっちゃらさ、と思ってました。しかし調べてみると、確かに400ナノあたりはほぼカットしているようですが450ナノ(近紫外線?)になるとしっかり透過してるみたいです。油断大敵ですね。
 ちなみにコンビニで売っているような安いサングラスのレンズは、紫外線をほぼ通さないアクリル製なので、「目には」優しいらしいです。

Posted by: G3 | March 04, 2005 at 22:57

NEO さん、こんにちは。

「青色発光ダイオード光 網膜障害」 でググると少し出てきます。絶対的なパワーが小さいので危険度は低いという専門家もおいでのようですのでどこまで心配するかは不明なのですが、直視しないに越したことは無いという感覚で捉えて頂ければと思います。

ばさら さん、こんにちは。

早速、蛍光灯のブラックライトのスペクトルをググって見ました。

その結果、蛍光灯の波長は、ピークが352ナノメートルと368ナノメートルの2種類があるようです。
ttp://www.sankyo-denki.co.jp/bunpu.htm

LED の方は、スペクトルの実測どおり400ナノメートルと少し波長が長く普通は可視光の範囲(一般的に380以上と言われたりします)ではなかろうかという波長なので、明らかに違いがあるみたいですね。

米ドルなどはLEDのUV光でチェック出来るようですので日本の新札は偽造防止対策が結構良く出来ているのかもしれません。

なお、国際照明委員会(CIE)では、315から400ナノメートルをUV-Aと定めていますので、LEDの400ナノメートルがピークの光は一応紫外線と呼んで間違いはないようです。

Posted by: イルミナム | March 04, 2005 at 20:54

イルミナムさん、こんにちは。

上のスペクトル分布図を見てふと思ったのですが、もしかすると同じUVライトでもLEDと蛍光灯ではスペクトルは大分違うのかも知れません。

素人考えでなぜそう思ったかと言うと、新札の裏にUVライトを当てた時の反応が違うからです。旧札の裏の印章やはがきのバーコード等はどちらのUVライトを当てても同じように発光するのですが、新札の裏に関してはLEDのUVライトにはまったく反応しません。蛍光灯型にはこの様に反応します。
http://www.npb.go.jp/ja/banknote/10006.html
もしかすると私のLEDのUVライトだけが見えない?もしくはLEDのUVライトの方が可視光線が強すぎて見えないだけかも知れません。

Posted by: ばさら | March 04, 2005 at 15:14

イルミナムさん、こんにちは。
青色LEDの光は視覚障害をもたらすことは、知りませんでした。
私のサイトのレビューなどの際に光源を直視することもよくありましたが、これからは気をつけたいと思います。
非常に参考になる情報をありがとうございました。
ただでさえ悪い視力(0.5)がこれ以上落ちたら大変です。

Posted by: NEO | March 04, 2005 at 12:35

ひまぱのぱ さん、こんばんは。

LED 光源は直視しないにこしたことは無いと思います。UV でなくても避けた方が無難ですね。

Posted by: イルミナム | March 01, 2005 at 23:19

スペクトル分布図は、そのままでは見方がよく分かりませんが、スペクトルを人間の目で感じる強度に変えると、大変分かりやすいですね。

それから、
>白色LEDの光を直視しているとその青成分で知らぬ間に目に悪影響が有るかもしれないと知っておく必要がありそうです。

自分の健康につながることですので、重要なことですね。
情報ありがとうございます。

Posted by: ひまぱのぱ | February 27, 2005 at 20:16

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