Nikon D800E を入手したので今まで EOS 5D2 にマウントアダプターで付けてたまに使っていたライカRマウントのレンズをニコンマウントに改造することにしました。
今まで使っていた 5D2 の EFマウントはフランジバックが短いのでかなり多くのメーカーのレンズがマウントアダプターで使うことが出来ますが、ニコンマウントはそのようなことがあまりできません。という訳で、D800E で自分のいま持っているニッコール以外のレンズは、ハッセル用レンズと至近距離でのみ使える C/Y マウントの(中間リングにニコンマウントを接着ため)コンタックスレンズという状態です。
経済事情が許すなら新型のニッコールレンズを購入すれば良いのですが、以前に投資した当時はかなり良質だったレンズをムダにするのももったいないので、できるだけ再利用するため、今後使用頻度が上がると思われる D800E 用にライカRレンズをニコンマウントに改造することにしました。
改造は、当初 2/50、2.8/60、4/100 の3本を考えていましたが、4/100 はレンズ内側の内面反射防止のスリーブの処理が難しそうなので、今回は改造を見合わせました。
改造の方法は、今回改造マウントを購入した panproduct さんのサイト(ttp://panproduct.com/blog/?p=2361)に詳細に出ているので、比較的簡単に作業できました。
■ ズミクロン 2/50
大昔にライカR4を購入した時に同時に購入したものです。25年位前だったと思います。遮光用の黒リングプレートが少々抜きにくかったですが、3カムでないので作業自体は簡単でした。なお、絞りリングのクリック用の溝にはヘリコイドグリスを付けました(ジャパンホビーツールさんの#10です)。

R4用なので、3カムではありません。
内部の鉄ネジは赤さびになっていました。外観はそれほど古さを感じませんが、このようなところに年代を感じてしまいます。
■ マクロエルマリート 2.8/60
このレンズは3カムなので、ネジで外す部品が多くなります。また、遮光用のリングはスリーブとなり、内部で広がっているので抜きにくかったですが、樹脂製のため無理に引っ張ることでやっと抜けました。しかし、重要な遮光機能となっていそうなので、ニコンマウントには固定するネジ穴がないため固定できません。しかし、差し込んでおくだけでも簡単には抜けないしガタも気にならない程度なので固定なしに入れています。
■ マクロエルマー 4/100
このレンズの遮光スリーブはとても長いので、ネジで固定出来ない今回の改造マウントでは上手くないと考え改造を止めました。スリーブを抜いてしまうとヘリコイドを繰り出したときに大幅に内部の反射が増えてしまいそうなことと、スリーブを 2.8/60 のように差し込んだだけではヘリコイド動作時にいろいろ不具合が出そうに思えたからです。
■ D800E へ取り付け
改造したマウントはなかなか具合が良いです。ただ、絞りのクリックが改造マウントが汎用のため f2.0 のレンズでもそこより開放側に無意味に回ってしまいます。同様に絞り込み側でも 2/50 は f16 までしか絞れませんが、f22 相当の位置まで無意味に回ってしまいます(未意味に回るという意味は、絞り環は回っても絞り自体は変わらないということです)。2.8/60 は f22 側はそれ以上回りませんが、f2.8 より明るい方向へは 2/50 同様 f1.4 相当位置まで回ってしまいます。
マウントアダプターでの使用のため、開放測光にはならず常に絞り込み測光となります。しかし、私の使用方法は開放に近い側で使うか、絞る時は三脚を使うので。あまり気になりません。
■ マクロエルマリート 2.8/60 にて

近所で花の写真

公園の日

しながわ水族館にてクマノミ
今回の Lieca R lense は、ニッコールでは Ai-S 1.8/50、Ai マイクロ 3.5/55 があるのでレンズの画角という意味ではほぼ同じ MF レンズがあります。しかし、Leica のレンズは比較的ソフトで解像力の高い傾向にあるため、常に絞り込み測光状態のうえ絞り環が無意味に回ってしまい絞り環を回すクリック数で現在の絞り値を予測しにくくなりますが(慣れで対応できそう)、ニッコールよりこちらを主に使って行きたいと思います。
次回は、未定です。
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